上海:APPPEXPO+DPES 参加報告(3)今年の流行り?小型フラットベッドプリンター・・・その用途は?

上海:APPPEXPO+DPES 参加報告(2)からの続きです。

自分視点で、今年最も目立っていたことは小型のフラットベッドプリンターのオンパレードだったことです。例えばこのプリンター・・・

ん?このプリンターの外観、どこかで見たことがあるな?・・・と思ったら、昨年のビッグサイトでのサイン&ディスプレイショーで、XINSという会社が出展していたのと同じもののようですね。こちらをご覧ください。NOCAIというブランドも同じです。

この他にも、似たようなプリンタがあちこちに並んでいます。↓↓クリックするとスライドショーになります。

「これでもか!どうだ、参ったか!」状態(笑)。正に、何かがヒットしそうと見るや、マスで「右に倣え!」とばかりに追いかけてくる中国の面目躍如といったところでしょうか・・・

そういえば、今年の池袋サンシャインで開催された page2019でも、Ocean Technologyからこんなプリンターが紹介されていました。

動画にもあるように、このプリンターが創り出しているのは「2.5D」などと呼ばれる盛り上げプリントです。実際、今回の展示会で花盛りの小型フラットベッドプリンターの用途は、比較的小さな物体への 2.5Dプリント、盛り上げ印刷と、Tシャツプリントでした。先に「何かがヒットしそうと見るや、マスで「右に倣え!」とばかりに追いかけてくる中国の面目躍如といったところでしょうか・・・」と書きましたが、それを紹介される立場の日本は、もはやトレンドを生み出す力やポジションを失ってしまったということなのでしょうか?

ちょっと見え難いですが、盛り上げプリントで「2.5D」の表示が見えます。

盛り上げプリントです

分かり難いものもありますが、盛り上げプリントの事例です。(写真では表現し難いですね)。蛍光インクも出てきています。

同じ筐体を、UVフラット機と DTG機(Tシャツプリンター)に派生させる動きもあります。最後の3枚の画像は「プリントしたTシャツがどういうイメージになるのかのシミュレーター」です。

上海:APPPEXPO+DPES 参加報告(4)に続きます。

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