- 2025-12-12
- イベント参加報告
12月11日(木曜日)有楽町の東京国際フォーラムにてミマキエンジニアリングの創立50周年記念イベントが開催されました。今回は、いつも展示会で見かける目立つミマキの赤いロゴはどこにも見当たらず、プリンターが展示されているわけでもありません。それとはスタンスを変えて「ミマキユーザーが、その成果物をテーブルトッププレゼンを行う」という形式でした。考えてみればこういうのは初めての機会だったように思います。テーブル数は約80、ミマキの各種プリンター、カッター、3Dプリンターなどを使い、各社それぞれ工夫を凝らした製品・成果物を展示していました。総来場者数(事前登録)は約 1,700人だったようで、なかなかの盛況でした。
設営から撤収まで実質的には半日しかなかったのがちょっと物足りない感じではありました。また成果物を購入してくれるエンドユーザーの来場は多かったかどうかはわからず、実際のビジネスリードにどのくらい繋がったのかは不明です。が、私としては「ミマキユーザー」というコミュニティの中でお互いに刺激しあって新しい気づきがあったり、コミュニティ内部のパートナー構築したりなど、大いに意味があったように思います。参加されたミマキユーザーの皆さんからもおおむね好評を得たようで、おそらく、これを皮切りにまた時期を見て開催されるのではないでしょうか?・・・知らんけど(笑)
【会場の様子】私も今、JITF2026に向けて広めの会場を探している最中なので非常に参考になりました!
【富安金属印刷】金属へのプリントでユニークな地位を確立しつつある会社。小物入れのような缶各種、ペール缶など・・・金属にUVプリントしてから折りや曲げや絞りの加工をするので「柔らかいUVインク」がカギとのこと。最近、以前に使用していた機種からミマキに乗り換えたそうだがプリントは非常に良好とのこと。また壁には金属への装飾印刷のサンプルが掲げられており、業容も拡大中とみました。
【佐倉製作所】地名人形の「屏風」を作っている会社で、光沢感・高級感のある屏風やプレートを作るのはお手のもの!そこにUVプリントを持ち込み、またそれを接着材として撃ってその上に箔押しをするという技法で、非常に高級感のあるアイテムを製作しています。神奈川沖浪裏や赤藤のプレートはインバウンドの海外顧客に大好評とのこと。
【関水金属】鉄道模型のNゲージでは超有名な会社。ジオラマを作る際に人のフィギュアが使われますが、以前は金型で作って筆で彩色していたとのこと。これをミマキの3Dプリンターに置き換えたとのこと。3Dプリンターの成果物は大きくなると時間もかかるし高くなってしまいますが、こういうミニチュアサイズのフィギュアなどはハマるアイテムと思いますね!鉄ちゃんの私はわくわくです(笑)
【K3】施工界のレジェンドの君和田さんに初めてお会いしました!ピアノブラック加工をした板にUVプリント」という技法で非常に高級感のあるアイテムを訴求していました。
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