誰も知らないドイツの町 Unbekannte deutsche Städte(76)★★★ ヴィッテンベルゲ Wittenberge -4-

★★★ ヴィッテンベルゲ Wittenberge -3- からの続きです

ヴィッテンベルゲ市庁舎(August-Bebel-Straße 10)は、1912年から1914年に建設され、文化財保護の対象となっている。

市庁舎の建設が必要となったのは、新興工業都市の行政が絶えず拡大するのに伴い、旧市庁舎(Steinstraße 47)が手狭になったためである。建設期間は1912年5月11日から1914年6月25日までであった。シュヴェリーンで後に活躍することになる都市計画官フリーデ・エヴァハルト・ブルンス(1860-1944)が、細部に至るまで設計した。建設費用は周辺地域の設計を含め、約60万ドイツマルクであった。

建物の床面積は44m×43mのほぼ正方形。主ファサードの表面は凝灰岩で覆われ、装飾的な構造要素は砂岩で加工されている。その他のファサードは粗壁仕上げである。塔、出窓、屋根の張り出し部分は銅板で覆われ、屋根はダークグレーのオランダ製で葺かれている。議場結婚式場、大議場は、鉛ガラス窓や彩色窓、壁や天井の一部の羽目板など、特に手の込んだデザインが施されている。階段室の窓には、46の市の紋章が飾られている。高さ51メートルの市庁舎塔には、高さ37.5メートルの展望台がある。

円弧を描くような形のアパートの芝生の庭になにかモニュメントがあります。なんだろう?

なんか汚されてますね・・・

あ、カール・マルクスの碑だ!「Proretariat aller Länder, Vereinigt Euch!」万国の労働者、団結せよ!・・・有名なフレーズですね。これが残っている一方で、何者かに毀損される・・・まあ、未だに賛否両論あるということでしょう・・・

町の南の方、かつての旧市街と思しき方角に歩きます。

★★★ ヴィッテンベルゲ Wittenberge -5- に続きます

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