- 2025-3-23
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Lübzにはバスでアプローチすることになります。駅はあるのですが、そこを通る路線の旅客列車は 2005年を最後に廃止され、今は何かのイベントなどの際に企画列車が走る程度となっています。
ZOB:Zentraler Omnibusbahnhof (中央)バスセンターという感じでしょうか。下の写真は Putenpaulという Imbiss(軽食屋、立ち食いが多いが着席できるところもある)ですが、右上の看板によると平日の朝食と昼食を提供しているようです。
看板の右下に「Herrentagsfeier」という看板が追加されているのが見えます。ドイツの祝日はキリスト教に纏わるものが殆どですが、その一つに Christi Himmelfahrt(昇天祭)があります。これは「キリスト教信仰において、イエス・キリストが神の子として天の父のもとへ昇天し、昇華したことを祝うものである。昇天祭は、復活祭から数えて40日目、すなわち復活祭の日曜日から数えて39日目に祝われる。そのため、この祝日は常に木曜日に当たる」(独語 Wikipedia)とされています。
この Christi Himmelfahrt(昇天祭)は「特に無神論の影響が強かった東ドイツでは「男の日 Herrentag」とも呼ばれ、宗教的な内容よりも男同士のパーティーに重点が置かれていた。 ザクセン州、ザクセン=アンハルト州、テューリンゲン州、ブランデンブルク州の一部では、「Männertag」という用語も使われている」ということなのです。
この日はオッサン達が集まって、昼間っからビールをがぶ飲みしてどんちゃん騒ぎをする(・・・しても大目に見てもらえる)日として人気が高く、旧東独の至る所でその光景を見ることができます。こちらを是非ご参照ください。
この日は 2023年 5月 17日(水曜日)ということで明日木曜日の 10時~16時にそのおっさん達のパーティがあるんですね!一日早かったか(笑)
バスセンターから町までは一本道で迷うところはありません。エルデ川に架かる橋を渡って歩いていくと程なくしてマルクト広場に出ます。お!見覚えおある塔が見えます!