誰も知らないドイツの町 Unbekannte deutsche Städte(106)★★ ナウムブルク Naumburg (Saale) -6-

ナウムブルク Naumburg -5- からの続きです

さて大聖堂を堪能して旧市街の中心に向かいます。下の地図でいえば Steinwegを歩いて行きます。天気が良くて気持ちのいい日です。やはり町はこういう日に訪問してあげないとね・・・陰鬱に曇った日の写真はどこか町がうらぶれて見えます。まあ、それも一面の真実ではあるんですが・・・

ポルトガルの田舎を歩いていると、道路の舗装は半分剥がれ、家の壁は半分崩れ、失業者や年金生活者のおじさんたちが日向ぼっこしながらおしゃべりしていたりする・・・でも、それが何故か貧乏たらしい感じがしないんですね。おそらくあれは燦燦と降り注ぐ太陽の光のお陰ではないかと思っています。似たような状況でも曇った日の旧東独や東欧だとちょっと残念な印象になるんです。

ちょっとしたカフェで Soljankaソリャンカ)が供されることでここが旧東独であることが分かります。元はロシア料理のようですが東欧全域に広まり様々なバリエーションも生まれています。

この町は戦災をほとんど受けていません。駅などは多少の被害はあったようですが、市街地や旧市街はほぼ無傷で残っています。まあ、大聖堂という文化遺産や、たいした軍需産業が無かったことが幸いしているのでしょう。

それより旧東独に組み込まれてしまったことによる荒廃が大きかったと思われますが、それも漸く復興予算が行き渡ってきていい感じに復興がなされています。こういう重要な文化遺産が観光資源として残った町は旧東独でもラッキーな部類でしょうね。

Stadtmuseum Hohe Lilie

東ドイツ貯蓄銀行財団の博物館賞を受賞した市立博物館「ホーエ・リリー」は、複合施設内にあり、その最古の部分はロマネスク様式の石造建築(1250年頃建設)で、歴史的資料では通常「ケメナーテ」と呼ばれています。1517年の大火災の後、1526年から1532年にかけて、塔と15世紀に建てられた2つの増築部分が、当時の様式に合わせて改築されました。2つの豪華な彫像が、上階の「Prunkstube」と呼ばれる部屋の窓を飾っています。バロック時代の建物拡張部分と近代的なアクセス棟が、博物館の建物を完成させています。

ナウムブルク Naumburg -7- に続きます

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