誰も知らないドイツの町 Unbekannte deutsche Städte(40):★★デトモルト Detmold -5-

★★デトモルト Detmold -4- からの続きです

この町のビールと、旬のシュパーゲルなどについて書いておきます。

↓↓マルクト広場から Lange Strasseに入ってすぐのところに、歩道にテーブルを出している居酒屋があります。こういう賑わっている店をみると、つい覗いてみたくなりますね。まあ、そうでない店も覗いちゃうんですが(笑) クリックすると拡大します。

↓↓ Privat-Brauerei Strate Detmold」が経営するビアホールです。醸造所の公式サイトはこちらFacebookはこちらビアホールのサイトはこちらです。

↓↓ いろいろなタイプのビールを提供しています。値段は全て同じなので、特別なプレミアムビールではないようです。Landbier、Kellerbier、Zwickelとあります。Wikipediaやネットで検索するといろいろな情報が得られます。

日本語でも「ケラービアは、ブルワリーの中にある「ケラー」で貯蔵と提供をされるようにつくられたビールのことである。フランケン地方では、ケラーは単に、ビールを長期熟成させるセラーを意味するわけではなく、たいていはブルワリーのビアガーデンのことを言う。ラントビアは「地元のビール」もしくは地域のビールを意味し、日本語の「地ビール」に非常に似ている。地元向けに、地域の食に合うようにつくられている。ツヴィッケルは、発酵タンクに付けられた蛇口の意味で、ブルワーはそこからビールを注いで試飲できる。つまり、タンクから直出しで提供するという意味を含んでいる。」という情報があります(全文・ソースはこちら)。

ただ、あちこちの情報を整理すると少しずつ違うことが書いてあり混乱をきたすことがあります。ザックリ言えば「無濾過(ungefiltert)」「自然に濁った(naturtrüb)」「二次発酵を終えたビールはそのままパブで提供される(Das Bier wird meist direkt nach dem Nachgärungsprozess in Gastwirtschaften angebote)」というタイプで、昨今の自然志向・健康志向から広まっている印象です。

↓↓ クリックするとスライドショーになります。

↑↑ ↓↓ ちょっと雲行きが怪しくなってきたので、Lange Strasseをもう少し進んだところのイタ飯屋でパスタを頂きます。基本的には地元のものを食べるのを旨としているのですが、毎回全てとはなかなかいかないもので、ランチで迷ったときにはイタ飯屋でサラダとかパスタという選択をしがちです。イタリア人は「これパスタかい?」と認めないドイツの庶民的な味ですが、こんなもんだと割り切れば意外と癖になります(笑) 中華も米が食べられていいのですが、ドイツの中華はボリュームが多いので、独り旅だと悩ましいところです。

夕食は、この時期お約束のシュパーゲル(・・・飽きもせず(笑))Lippischer Hofという三ツ星ホテルのレストランです。一度昼間に覗いてみたのですが、営業時間が終わりそうだったので、「また夕方に来るよ」ということで予約。改めて夕方に行くと「Herr Ohno」とちゃんと名前を憶えてくれていて・・・と接客の見本のようなレストランです。

Wikipediaによれば「ホテル・リピッシャー・ホーフは、デトモルトの文化財保護の建物にあるホテルである。

1724年、新市街の計画当初に騎兵隊の家として建てられたものである。もともと 2階建ての漆喰のバロック様式の建物は、1866年に後期古典主義様式に改築され、増築され、別館も作られた。ポータル上部にバラスターテラスとバラスターバルコニーを追加した。(バラスター Balusterの日本語Wikipediaはこちら

1976年から 1980年にかけて、大通りに面した増築部分が取り壊されるなど、全面的な改修が行われた。当初の建物には、碑文入りのバロック様式の門アーチと、アシュラーでできた門アーチが保存されており、いずれも1724年の銘がある。」とあります。



締めはキルシュヴァッサー Kirschwasserです!

締めたつもりが、夏時間でまだ明るく気持ちがいいのでホテルのテラスでもう一杯(笑)

★★デトモルト Detmold -6- に続きます

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