国境あちらこちら(28):ドイツ・スイス国境 ビューズィンゲン(Büsingen)

イタリアのローマの中にある独立国「バチカン市国」や、イタリアの中にある「サンマリノ」のように、周囲をグルっとある国に囲まれた小国の存在はご存知かと思いますが、これと似ていて「周囲をグルっとスイスに囲まれたドイツの飛び地」というのが存在します。

ドイツとスイスの間の国境なんて普通は平和そのものです。もちろんここも平和ですが、ちょっと事情が違うのは、ここがスイスの中にあるドイツの飛び地であることです。経済的にはここはスイス経済と一体化しており、住民の多くは直ぐ近くのスイスの町(シャフハウゼン)に通勤しています。普段はスイスの警察官が常駐していますが、事件などがあってドイツの警察が出動する際には、予め条約で取り決められたルートでここに入るということになっていたりします。

ここがどうしてこういうことになってしまったのかという固有の事情は Wikipediaを DeepLなどで翻訳してお読み下さい。↑↑ そもそも今日のドイツを包含する神聖ローマ帝国はかつてはこんな感じだったんです。飛び地だらけ(笑)

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