誰も知らないドイツの町 Unbekannte deutsche Städte(43):★★★ミンデン Minden -1-

ノルトライン=ヴェストファーレン州(Land Nordrhein-Westfalen)の町「ミンデン Minden」をご紹介します。位置は、鉄道で行けば前回ご紹介した「ポルタ・ヴェストファリカ」と前々回の「ビュッケブルク」の中間にあります。ビュッケブルクから一駅ですが、あちらはニーダーザクセン州に属しているのに対し、ミンデンはノルトライン=ヴェストファーレン州にあります。人口は8万人以上ありますが、なかなかここを観光のターゲットにするということもないように思われるので、非知名度は★★★としておきます。

Bückeburgと Porta Westfalicaの位置関係(↑↑クリックすると拡大します)

Wappen Lage Data

独語 Wikipedia
日本語 Wikipedia
市の公式サイト

このあたりは WestfalenBahnという民営の鉄道会社が列車を運行しています。ヨーロッパの鉄道経営事情は結構複雑で、この WestfalenBahnも Abellio GmbHというベルリンに本社を置く鉄道会社の傘下にありますが、それはまたオランダのユトレヒトに本拠を置く Abellio Transport Honldingの子会社だったりします。Bielefeldに本社を置いて WestfalenBahnという名前ですが、路線はハノーファーを含めて東西に伸びており、Niedersachsenをかなりカバーしています。

そもそも、このミンデン駅は「Köln-Mindener Eisenbahn-Gesellschaft (当時は „Cöln-Mindener Eisenbahn-Gesellschaft“)として、ケルンとミンデンを結ぶ鉄道のターミナル駅として設置されたものです。ケルンはいいとして、なんでもう一方のターミナルが「ミンデン」なの?もう一つの幹線のターミナルがハンブルクはいいとして、その終点が今日のオランダの小都市「Venlo」なの?このあたりの事情は深堀すると、ドイツ革命(1848年)やプロイセンの勃興期とハノーファー王国との関係など興味は尽きません。このあたりの経緯や背景は鉄ちゃんとしても頑張って解明してみようと思います(笑)
Köln-Mindener Eisenbahn-Gesellschaft
Stammstrecke der Köln-Mindener Eisenbahn-Gesellschaft

さて、そのミンデン駅ですが、ドイツ語でいう「Inselbahnhof(島式駅)」というカテゴリーに分類されています。大方の駅は「プラットホームがいくつか並び、その片方にメインの駅舎がある」「通常、駅舎に近いほうから1番線・2番線・・・と番号が附番される」「駅舎は町の賑やかなほうに設置される」「駅前には広場があり、バス・路面電車やタクシーなどの更なる交通機関の拠点となっている」というものですが、島式駅というのはその駅舎の両側に線路が存在しているものです。日本では「島式ホーム」は普通にありますが。「島式駅」はにわかに思いつきません。上の写真ではわかりづらいので、↓↓にもう一枚画像をWikipediaから引用しておきます。駅舎の両側に番線があるのが確認できます。

By TUBS – Own work This photograph was taken with a Canon Digital IXUS 500, CC BY-SA 3.0, ソースはこちら

ヨーロッパには「島式駅」はいくつか・・・いや、かなりの数が存在します。私が降りた駅で最も印象に残っているのはチェコのピルゼン駅です。

またザクセン=アンハルト州の「ハレ駅(Halle(Saale))」もそうですね。

ほかにも多数の事例があります。ドイツのは全部行ったなあ(笑)

★★★ミンデン Minden -2- に続きます

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