- 2022-1-17
- 日記的備忘録
個人事業主の方はご経験済み(経験中)だと思いますが、毎年この時期になると、企業が個人事業主の私に支払った何らかの対価の中から源泉徴収した税額の「支払証明書」が届きます。それに先立ってマイナンバーを当該企業に提出する必要があります。通常は企業の経理担当の方から「マイナンバー提出依頼」が届き、そこに指示された内容に従って、マイナンバー(番号)本人確認のデータ(運転免許証など)を添付して、同封されてきた返信用封筒に簡易書留で返送する・・・という流れです。企業サイドも、法律でマイナンバーを収集・保管しておくことが義務付けられているんでしょう。ご苦労様なことです。
ところが・・・この方法が企業によって千差万別!
(1)最近増えてきたのが「ウェブにマイナンバーカードの画像や免許証の画像をアップロードする」という方法。専門の業者が代行しているようです。事前に、その代行業者に依頼した旨の説明メールが企業の経理担当者から届くので一応信用して画像をアップします。それがなければ「詐欺」に使えそうな手口だな(笑)
(2)一般的なのは、マイナンバーカードの数字の面のコピー+本人確認データ(運転免許証などのコピー)を台紙に貼り付けて返送というもの。
(3)今回「お、これでいいんだよな」と思ったのはマイナンバーカードの表・裏のコピーを返送するだけというもの。マイナンバーカードには写真が付いているわけだし、健康保険証代わりに使える=マイナンバーカードそのものが本人確認書類なんだから、わざわざ別に運転免許証のコピーを添付する必要はないですよね。
(4)逆に「こりゃ、なんだ!」と驚いたのが下の写真!手書きの書類を2枚書かせる上に、マイナンバーカードの表裏のコピーを添付させるというもの。(3)のケースは右に写っている表裏のコピーだけで可と最も手間が少ない。この(4)手書書類を2枚作らせるが、そもそも、そこに書き込む内容はすべてマイナンバーカードに記載されている。なんで転記させるのか?(2)を標準としてもいいけれど、なぜ追加でもう一枚(左に写っている紙)書かせるのか意味不明・・・
しかも、この企業、返信用封筒は横に使っており、郵便局の郵便番号読取装置が使えない=郵便局はマニュアルで仕訳けなければならない・・・この企業が「DX」なんかを推進していたらちょっと笑えるかも(笑)