誰も知らないドイツの町 Unbekannte deutsche Städte(29):★★ハレ(ザーレ)Halle (Saale) -1-

ザクセン=アンハルト州のハレ(ザーレ)Halle(Saale)をご紹介します。かつては Halle an der Saaleと表記されたこともあるように、Saale川沿いに形成された町のひとつです。人口は約 24万人で、旧東独では第4位、ザクセン=アンハルト州では最大の都市となります(州都マクデブルクよりホンの僅か多い)。ザクセン州のライプツィヒとは直線距離で約 20kmの至近のため、州都マクデブルクよりライプツィヒと結びついて経済圏を形成しています。ハレは、第二次世界大戦中に人口が 20万人を超えたドイツの主要都市の中で、大規模な破壊を受けなかった唯一の都市であり、歴史的な街並みやモニュメントがよく保存されています。音楽家ヘンデルの出生地として知られてはいますが、非知名度的には★★といったところでしょうか?

↓↓ マルクトプラッツに面したガレリア・カウフホフ(Galleria Kaufhof)というデパート最上階のレストランテラスからの眺めです。ここはお勧めですよ!なおフランクフルトのハウプトヴァッヘにあるカウフホフも同じようにいい眺めです。

Wappen Lage Data

↓↓ (クリックすると拡大します) ハレは、私が行きたいと思う「日本人にはあまり知られていない旧東独のあちこちの町」へ、鉄道でののアクセスがいいのでよく泊まります。今回ご紹介する写真は複数の訪問時に撮ったものなので、同じ場所でも天候や時間が違うものが混じると思います。ご了解ください。

↓↓ (クリックすると拡大します) 移動を考えて駅からスーツケースを転がしても徒歩圏内のホテルに泊まることが多いのですが、下の航空写真の青い点はハレの中央駅からホテルまでの足取りです。

↓↓ ハレの中央駅は島式といって、メインの建物が複数の路線によって両側から挟み込まれる構造をとっています。この形態はヨーロッパのの駅にかなり数多く見ることができます。こちらに解説(独語)とリストがありますが、私の記憶ではチェコのピルゼンがかなり似ている印象です。↑↑ また駅の左の高速道路に丸い構造物が写っていますが、店舗や事務所が円形に並んでいます。

↓↓ クリックするとスライドショーになります。

↓↓ 駅から真っすぐマルクト広場に繋がるメイン通りが「Leipziger Strasse」ですが・・・これは旧東独時代のものと思われます。東西統一後、30年もよく生き延びたもんだな・・・と、ちょっと感動(笑)

ハレ(ザーレ)Halle (Saale) -2- に続きます

関連記事

ページ上部へ戻る