誰も知らないドイツの町 Unbekannte deutsche Städte(46):★★★バート・アーロルゼン Bad Arolsen -3-

★★★バート・アーロルゼン Bad Arolsen -2- からの続きです

街歩きを続けます。ホテルを出て、Schloßstraße、Kirchplatz、Rathaus、Belgischer Platz、Grosse Allee、Klinikなどを反時計回りにぶらぶら歩いて、約 2.6kmの行程です。

Zum Hofbrauhaus(宮廷醸造所)という Gaststätteがありますが、今は営業していないようです。この一帯は EUからの資金を得てリノベーションする計画があるようです。

クラッシックな看板のミシン屋さんがあります。”Ich habe schon genäht, als HÄHEN noch uncool war…”(あたしゃ、裁縫なんてものがクールでもなんでもなかった時代からずっと縫ってんのよ)なんて書いてあります。Kirchplatzには Stadtkircheがあります。文化財保護対象ですが、1787年に竣工と比較的新しい教会です。伝統的な教会建築では祭壇の向こうのステンドグラスのに朝日が差し込むようにするために、祭壇を東、入り口を西に向けて建てられることが多いのですが、この教会は領主の居城に背を向けないようにという命令で、180度逆になっており、Schloßstraßeから見えるように、入り口が東を向いています。

Kirchplatz から、この町出身のドイツ古典主義の重要な彫刻家 Christian Daniel Rauchにちなんで名づけられた Rauch Straßeに沿って歩くと Rathausが見え、その向こうにはカトリック教会 St.Johannes Baptistがあります。

★★★バート・アーロルゼン Bad Arolsen -4- に続きます

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