誰も知らないドイツの町 Unbekannte deutsche Städte(46):★★★バート・アーロルゼン Bad Arolsen -2-

★★★バート・アーロルゼン Bad Arolsen -1- からの続きです

Bad Arolsenに鉄道で行くには Kassel-Wilhelmshöheからローカル線に乗り換えていくのが分かり易いルートです。途中「Weimar」なんて名前の駅があり「え?」と思ったりします(笑)

 

Bad Arolsen駅からお城まではほぼ直線で約 1.7km、普通に歩けば 30分かからない距離ですが、スーツケースを持っている身としては結構悩ましい距離感です。でも、これは駅前にタクシーがほぼ常駐していることが期待できる旧西独の町だから「悩ましい」で済みますが、旧東独のこの規模の町は「駅前にタクシーは居ない」という覚悟で街歩きルートを組み立てる必要があります。

タクシーに乗ると、直線的にホテルには行かず、少し南の「並木道」沿いを通っていきます。後述しますが、この並木道は「街の景観にとって重要なのは、東西に伸びる全長約 1600 m の、1670年に造られたグローセ・アレー(直訳すると「大きな並木道」)である。この並木道には、6列に約 880本のオークが植えられている。特に夏にはその木陰に多くの飲食の屋台が出店する。この通りは、宮殿と1725年にはすでに解体されていたシャルロッテンタールの離宮との間の広く立派な連絡路であったと思われる。(日本語 Wikipedia)」とされています。

宿泊は、レストランに簡易的な宿泊部屋があるところで、ドイツ語では Gaststätteとか、英語では「Inn」と言われるところです。お城に繋がる Schloßstraßeの一番お城寄りにある「Zur Holländer」という店です。ん?オランダがどうかしたのか?Holländer・・・といえば、シュヴェリーン(Schwerin)で泊ったホテルも Niederländscher Hofだったよな・・・なんか関係があるんだろうか?(・・・一応、伏線です(笑))

ちょっと腹ごしらえをした後、軽く街歩きをします。もう 18:00なのでお城や博物館は閉まっているのは明らかですが、逆にこの時間から回転し始める居酒屋やバーの下見が主な目的だったりします(笑)

お城をちょっと見た後、Schloßstraßeをぶらぶら歩きます。

★★★バート・アーロルゼン Bad Arolsen -3- に続きます

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