誰も知らないドイツの町 Unbekannte deutsche Städte(104)★★フランクフルト(オーデル) Frankfurt(Oder) -5-

フランクフルト(オーデル) Frankfurt(Oder) -4- からの続きです

St.Marienkircheを出るとラートハウスがあり、そこからオーデル川のほうに向かってみます。

オーデル河畔には何かの記念碑でしょうか、鐘があります。その横に国境を示す標識柱が立っています。

立派なクライスト博物館があります。1998年 4月に来た時には普通の家屋にクライストのプレートが取り付けられていただけでしたが・・・

東独によくある Plattenbauです。Ihr Komplexdientleierという看板を Googleの AIで調べてみました。

フランクフルト (オーダー) でその看板を見かけられたのであれば、それはおそらくフランクフルト・サービス・ホールディング (Frankfurter Dienstleistungsholding GmbH / FDH)、もしくはそのグループ企業の看板である可能性が高いです
この組織は、市のインフラや市民生活を支える複数の専門企業を束ねる「総合サービス提供者(Komplexdienstleister)」としての役割を担っています。
看板の正体と考えられる組織:FDHグループ
FDH (Frankfurter Dienstleistungsholding) はフランクフルト (オーダー) 市が100%出資する持株会社で、以下の主要なインフラ企業を傘下に持っています。これらが連携することで、街の「複雑な(Komplex)」インフラ業務をワンストップで支えています。
  • エネルギー・水: Stadtwerke Frankfurt (Oder) (市営電気・ガス・水道・熱供給)
  • 公共交通: Stadtverkehrsgesellschaft Frankfurt (Oder) (市電・バスなどの公共交通運営)
  • 廃棄物・清掃: Frankfurter Abfallwirtschaft GmbH (ゴミ収集、道路清掃、廃棄物処理)
  • IT・その他: グループ全体のITインフラ管理や、環境教育なども提供しています。 
なぜ「Komplexdienstleister」と名乗るのか
ドイツ、特に旧東独地域の都市では、かつての「Dienstleistungskombinat(総合サービス組合)」という仕組みの名残もあり、エネルギーから交通、清掃までを一つのグループで統合管理するスタイルが一般的です。
「Ihr Komplexdienstleister」という看板を掲げることで、「この街の生活に必要なインフラは、私たちグループがすべて一括で(総合的に)引き受けています」という安心感と責任感を市民にアピールしています。
もし看板に特定のロゴ(青や緑の配色が多い)や、ゴミ収集車、バス、あるいは工事現場付近で見かけたものであれば、このFDHグループのいずれかの業務に関連するものであると言えます。

フランクフルト(オーデル) Frankfurt(Oder) -6- に続きます

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