パンデミックに人気の検索ワード – グーグル検索を分析した結果

Ralf Schlozer European
Popular in the pandemic – Google searches analysed
13.Jan.2022 原文はこちら

アナリストやマーケティング担当者がインターネットで好むのは、すべてが測定可能であることです・・・多くの場合、無意味なことかもしれませんが。しかし、役に立つ、あるいは少なくとも面白いインターネット統計があります。後者は、私の見解では、Googleの検索を分析し、パンデミック下において製品の検索用語がどれだけ人気があるかを調べたウェブサイトです。

印刷業界にとって、ほとんどのカテゴリーは消費財が検索項目名簿に載ったため、あまり関心がありません。キーワードとカテゴリーは、Googleの製品分類から引用しています。結果は、米国内の Googleショッピングでの検索に限定されています。分析では、商品とその検索キーワードを 3つのグループに分類しました。

新常態(New Normal)というサイトは、2020年と 2021年の検索関心パターンが 2019年と異なるキーワード、つまり、基本的にパンデミック以降、高い関心を持ち続けているキーワードをチェック。カードゲームは、パンデミック以降、高い関心が続いている好例です。プリンターやスキャナーなど、ホームオフィス周りのアイテムもすべて恩恵を受けています。興味深いことに、FAXもランクインしており、Googleの精通した買い物客は、今でもFAXに関心を持っていることがわかります。

Searches for “Card Games”:カードゲーム “の検索結果

異常なキーワードとは、2019年、2021年と比較して、2020年に異なる検索関心パターンを示したキーワードのことで、例えば、突然関心が高まり、その後「通常」の検索パターンが続くようなキーワードのことです。ジグソーパズルはこのカテゴリの代表的な例です。パンデミック開始時に検索数が急増し、その後再び正常化しました。トイレットペーパーもこのカテゴリーに属し、検索数が急増した後、(幸いにも)正常化しました。

Searches for “Jigsaw puzzles”:”ジグソーパズル “の検索数

正常なキーワードとは、2019年、2020年、2021年にかけて、検索関心の年間パターンが類似しているキーワードのことです。影響を受けないカテゴリーには、例えばカレンダーが該当し、これは毎年初冬に急増するようです。私はおそらく、いずれにせよ、これを推測していたでしょう。

Searches for “Calendars”:”カレンダー “の検索数

試しにここで、商品がどうなっていたのか、パンデミックでは何が人気だったのか、などを見てみるといいでしょう。

関連記事

ページ上部へ戻る