- 2022-1-20
- ブログ
鉄ちゃんネタから入ったので、もう一つ鉄ネタを拾っておきます。ここミンデンには Museums-Eisenbahn Minden(MEM) 博物館鉄道というか、保存鉄道があります。日本では大宮と京都梅小路の鉄道博物館が有名で、あれに相当するものは、ドイツではニュルンベルクにありますが、それ以外にもかなりの数が存在しています。運用されなくなった車両を展示する博物館より、実際に定期・不定期に運行される「保存鉄道」という趣のが殆どです。
公式サイト
公式 facebook
独語 Wikipedia
「ミンデン・ミュージアム・アイゼンバーン(MEM)は、ミンデナー・クライスバーネン(Mindener Kreisbahnen)とランドクライス・オスナブリュック(der Verkehrsgesellschaft Landkreis Osnabrück)の路線で、復元した列車による観光サービスを行う鉄道協会である。夏場は時刻表通りに運行される。また、特別な場合には、他の鉄道会社が運営する路線でもMEMトレインを利用することがある。
ミンデン博物館鉄道の歴史
1977年、Dampfeisenbahn Weserbergland(DEW)の Mindenと Preußisch Oldendorfのワーキンググループから、Museums-Eisenbahn Minden(MEM)協会が設立された。DEWは 1974年からすでに WKB線と MKB線で歴史的車両による特別ツアーを企画していたが、歴史的な鉄道車両の保存と、その運行状況を見せることが目的だった。やがて、ディーゼル機関車を積んだ最初のミュージアムトレインが線路に送り出された。ミンデン、プロイシッシュ・オルデンドルフの 2拠点にそれぞれ機関庫がある。1991年から 2002年まではラーデン-ウッチェ線も運行していたが、MEMから分離し、Museumseisenbahn Rahden-Uchte e. V.として独立した。そこで使われていた車両の一部は、新協会の所有物となった。
ルート
最初の活動はミンデン・シュタット駅から展開され、その後ミンデン・オーバーシュタット駅に移動した。ここで線路はウッチェとヒレに分岐し、ヴェーザー川を挟んで反対側には、ビジター鉱山のあるクラインエンブレーメンまで行くことができた。2015年末から、クラインエンブレーメンまでの路線はコンディション不良のため閉鎖され、ナメンまでしか利用できなくなった。 その後解除され、2018年から再びクラインエンブレーメンまでの旅行があり、そこにはビジター鉱山との組み合わせオプションがある。
車両
すでに創立の年には、DEW社から MEM社に最初の蒸気機関車「メビセン 4号」がやってきました。その後、蒸気機関車の増備が続けられ、同年には VEB Erfurter Industriebahnから蒸気機関車「Alice Heye」とプロイセン製 T 13「Stettin 7906」(旧92 638)が加わった。1981年に蒸気機関車 89 6237、1991年に蒸気機関車 86 744を導入し、2000年からはT 11 “Hannover 7512″が MEMのプロイセン列車を前に蒸気を吐き出している。
現在、MEMは蒸気機関車 5両(1両運転可能)、ディーゼル機関車 6両(4両運転可能)、鉄道車両 3両(2両運転可能)を保有している。また、客車は約 20両あり、ミンデン線では旧プロイセン支線の客車でプロイセン列車として、ヴィットラーガー線では旧小国鉄道の客車で小国鉄道列車として使用されている。また、貨車もある。」(独語 Wikipediaより)
ところで・・・
またまた鉄ネタで脱線しますが(笑)公式サイトに掲載されている「ドイツ連邦鉄道(DB)の駅の時計」ですが、針がこういう動きをするんです。秒針が 60秒目で一旦「タメ」を作って長針(分針)を一目盛り進め、しかる後におもむろにまた秒針が動き出す・・・突っ込みどころ満載の動きですね(笑)
↓↓ さて、この Museums-Eisenbahn Minden(MEM) の場所は市内中心部から約 1kmほど北に行ったところにあります。ま、それはそれとして・・・なんだ、この水路の交差点みたいなのは?