誰も知らないドイツの町 Unbekannte deutsche Städte(83)★★ シュトラールズンド Stralsund -7-

★★ シュトラールズンド Stralsund -6- からの続きです

目的地はラートハウスのある Alter Marktなんですが、真直ぐ行くのはオモシロくないので回り道をします。St.Jakobi教会も気になることだし・・・この項は目に映った風景をスナップした画像を大量に貼り付けます。適当に流してください(笑)

聖ヤコビ教会は、ハイルガイスト通り、パッペン通り、ヤコビトゥルム通り、ヤコビコール通りに囲まれています。 当初、教会はこれらの通りの住宅に囲まれていましたが、そのほとんどは、1944年 10月 6日のシュトラールズント空襲で破壊または損傷しました。2006年には、かつての教会の敷地(現在は公共公園)に、1986年のチェルノブイリ原子炉事故の犠牲者を追悼する記念碑が建てられました。聖ヤコビ教会の塔前の Quartier 33では、第二次世界大戦中の破壊とその後に行われた取り壊しにより、広場が生まれ、現在は駐車場として利用されています。この教会は、3廊式、7ベイの柱バシリカで、聖歌隊席は直線状に伸び、西側に塔が建っています。塔のファサードの両側には、5ベイの側廊と礼拝堂が建っています。外壁は修道院型の煉瓦タイルでできています。

2011年からは、Blendwerk映画クラブとメクレンブルク・フォアポンメルン州映画コミュニケーション協会による定期的な映画イベントが教会で開催され、フォアポンメルン劇場は教会の塔のホールと教会そのものを使用して公演を行っています。

2009年 4月からは、フリーデンスライヒ・フンデルトヴァッサーのグラフィック作品が教会で展示され、グラフィック、ポスター、写真、テキスタイル・アートなど100点以上が展示されています。 2011年 5月 21日からは、ヘルマン・ファン・ヴィーンの絵画も展示されています。 また、聖ヤコビ教会の調度品の一部であった、ルーカス・クラナッハ(1550/1600)の工房による「フィリップ・メランヒトンの肖像」も展示されています。

写真は取り忘れたので Wikipediaからの借用ですが、ここのオルガンも大変立派なものです!

St.Nikolaiが見えていますが、ここでウッカリ左折なんかしないで遠回りするのです(笑)

いよいよ St.Nikolaiが迫ってきます。もうここまで来れば左右の道に折れて遠回りはせず、ゆっくり歩きます(笑)なんだか由緒ありそうな建物が並んでいるんですよ・・・ひとつひとつ調べたらまた面白い発見があるんだろうなあ・・・

さてお目当ての Alter Marktまでやってきました。St.Nikolai教会とラートハウスの並びが圧倒的に豪華な印象を与え、かつてのハンザ同盟都市時代の栄華を伝えています。まあ旧東独時代には結構ボロボロだったわけですが、それでも1996年に訪問した時の印象は「磨けば光る」でした。今、見事に復活して光っています。

★★ シュトラールズンド Stralsund -8- に続きます

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