- 2021-3-14
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テューリンゲンのガイザ Geisaをご紹介します。どこや、それって?(笑)知名度の逆の「非知名度」は最高レベルの★★★+ αと思われます。 人口 5,000人足らずの一見長閑な小さな町です。が、私が行くからには当然それなりの理由があります。それに関しては 2回目で書くことにします。
下の地図はちょっと見づらいですがクリックすると拡大します。ガイザは赤い矢印を付けた場所で、テューリンゲン州の最も西の端、ヘッセン州との州境にあります。ということは・・・もうネタバレしたようなものですが(笑)、旧東独と旧西独の国境線の東独側にあった町なのです。
Wappen | Lage | Data |
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独語 Wikipedia
テューリンゲンの観光サイト
市の公式サイト
Schloss Geisa
町の歴史 1200年記念のお祭りの様子です。小さな町ですが、流石 1200年記念となると結構盛り上がっています
歴史的建造物の集合体として指定された旧市街は、Stadtpfarrkirche St. Philippus und Jakobusと城地区を旧行政の中心地として、大部分がよく保存されています。ガイサ周辺の地域は、817年から1803年までフルダの帝国修道院(ベネディクト派)によって所有されていました。そのためこの地域は、アイヒスフェルトと並んで、プロテスタントのテューリンゲン州にあって 2つのカトリック地域のひとつなのです。(Wikipediaから)
この町の紋章(Wappen)は少し変わっているので Wikipediaを訳しておきます。「ガイザの紋章は黒の背景に、盛り上がった白い土台の上に立ち、金色の鎧を着て 2枚の盾を持つ聖人ガンゴルフが描かれている。右の盾には、305年にローマで亡くなったシンプリシウスとその 2人の兄弟(ファウスティヌスとベアトリクス)のシンボルである、緑の山から生えている 3つの自然な白いユリが赤い背景に描かれています。白地に黒の十字架が描かれた左の盾は、フルダの修道院のフルダ十字架を示しています。これは、ガイサが何世紀にもわたって所有されていたフルダ修道院の紋章でした。シンプリシウスの紋章(右小盾)は、13世紀から知られている「聖人の紋章」に属しています。これらの紋章は、死後に追加または封印されることがよくありました。」
ん?聖人ガンゴルフって誰だ?という方はこちらをご参照。カトリックにはいろんな聖人がいますね。