- 2024-12-26
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★★ シュトラールズンド Stralsund -5- からの続きです
St.Marien教会をでると、その傍には「お約束のもの」・・・戦没ソ連兵士の慰霊碑があります。ロシア語もありますが、ドイツ語で「この石板の下には、祖国戦争の戦場から採取した土が入った骨壷が埋められています」・・・とあり、ソ連では第二次酒井大戦の独ソ戦を「(大)祖国戦争」と呼んでいたことから、これがソ連寄りの石板だということがわかります。
反対側に回るとこんな感じです。前にも書きましたが、こういう慰霊碑はソ連の後継国家としてのロシア共和国と、旧東ドイツ(ドイツ民主共和国)の後継国家としてのドイツ連邦共和国との間の条約で保護されており、ドイツ人は例えロシアが独裁者プーチンに支配されようと、ドイツ東部の至るところに建立されたこうう戦没ソ連兵の慰霊碑を未来永劫、維持・管理・清掃・献花することが義務付けられているのです。複雑な気分でしょうねえ・・・
さて少し移動して腹ごしらえをします。とはいえ、私はドイツ旅行中の昼食は殆どサラダです。日本でサラダというとキャベツの千切りにトマトの切れ端が2つほど載ったものという印象がありますが(・・・自分の食事が貧しいだけか?(笑))ヨーロッパではサラダはそれだけでメインにもなる立派な料理です。これはオリーブとヤギの乳から救ったチーズがたっぷり載ったやつです。冷えた Warsteinerがまた格別です(笑)
因みに、私はドイツの町歩きをする際には出来る限り歩きます。
ドイツでは 1850年頃から鉄道が急速に普及し始めましたが、当時は城壁もあり、また煙を吐き出す蒸気機関車を街中に入れるのを敬遠して、駅は概ね町外れに造られました。マルクト広場から 1~2kmくらい、下手をすると 3kmも離れていることもあります。駅前から市内行のバスが出ている場合もありますが、一本逃すと 30分~1時間待ちはざらなので「30分待つなら歩こう」となります。駅からマルクト広場まで往復 4km、街中歩きに 2km・・・町ひとつで 6km歩く計算、町を3つも回ると 18kmくらいは歩く勘定です。
そしてサラダ中心のメシ・・・ドイツにひと月も居るとベルトの穴が3つは縮みます。上の写真はあとひとつで穴がなくなるとこと・・・逆にその前はどんだけ出てたんや(笑)え?ビール止めたらもっとスリムに?そんな・・・生きる愉しみまで奪わないで下さいよ(笑)
★★ シュトラールズンド Stralsund -7- に続きます