誰も知らないドイツの町 Unbekannte deutsche Städte(49):★★★ザールフェルト Saalfeld/Saale -4-

★★★ザールフェルト Saalfeld/Saale -3- からの続きです

カフェの建物に接して城門があります。Saaltorです。ザールフェルトには、かつては町を囲んでいた城壁の出入り口としての城門が4つ残されています。


「ザール門は、ザールの交差点に位置し、城塞都市の最も低く、最も東に位置する門である。この門は、ザール川を渡ってオルラガウ川に入り、ザクセンに至る交易路の入り口であり、当時最初に言及された石橋が構造的に修復された1365年にはすでに存在していた。ザール川の東岸から見た町のシルエットに重要な役割を果たす門塔は、基本的に中世後期の特徴を今日まで保っている。門の塔は正方形の地形に立ち、尖ったアーチのある丸天井の通路の上に3つの上層があります。

外側のアーチの両側には、爪石と反り石でできたバットレスがあり、かつては、危険が迫ると梁でできたポートカリを下げて、通路をふさぐガイドの役割を果たした。門の塔は、基本的に15世紀に建てられたもので、2つの7段の階段状切妻の間に切妻屋根を載せている。町側のアーチには、大天使ミカエルをかたどった楔石が残っており、かつては「天使の門」と呼ばれた。」(ソースはこちら

中世のザールフェルトにあった5つの城門のうち、ダール門は町の要塞の中で特別な位置を占めている。この門塔は、城壁の外側、つまり門塔の真後ろに位置する旧村落共同体や郊外集落「アルター・マルクト」への通路を形成していた。本来は14世紀に建てられたもので、市内で最も古い門塔である。「ダー Darr」はスラブ語から来たと言われ、「市場」のような意味を持つ。したがって、「市場の門」ということになり、その外側にある「郊外」アルターマルクトを指すことになる。門には昼夜を問わず衛兵が配置され、町へのアクセスを規制していた。また、町に持ち込まれるすべての品物の関税を徴収するのも衛兵の仕事であった。1525年の農民戦争では、この門は町の牢獄として使用された。」

あっ!鉄ちゃんショップの看板だ!(笑)むむむ・・・お店にはここを入っていけばいいのか!しかし・・・ここで道草食ってるといつまで経っても目的地にたどり着けないな~!そうだ、次回は「鉄ちゃん旅」にすることにして、今回はパスしよう(涙)

この店のサイトからリンクを辿ると Auhagenのサイトや FLEISCHMANNのサイトに飛べます。子供の頃は、ドイツの鉄道模型といえば「メルクリン Märklin」(公式サイトはこちら)しか知らなかったけれど、実はその他にも(東西ドイツに)いろいろあったということに今更ながら気がつきます。こりゃ、次回の放浪のテーマだな(笑)

程なくして旧市街に近づきます。しかし・・・駅からここまでの数百メートルで、実にいろいろ刺激があるもんだなあ(笑)

★★★ザールフェルト Saalfeld/Saale -5- に続きます

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