誰も知らないドイツの町 Unbekannte deutsche Städte(45):★ヴッパータール Wuppertal -3-

★★ヴッパータール Wuppertal -2- からの続きです

モノレールのことを書きたいのですが、それは次回以降でたっぷり書くとして(笑)町の様子の画像などをアップしておきます。昼間はデュッセルドルフの展示会場に居たので主には夕方から夜の画像で、あまり町の全体像を捉えたものではありませんがご容赦ください。下の地図はクリックすると拡大します。

Herzogstrasse 44にあるイタ飯屋「Scoozi」です。これは 2017年 5月なので夕飯時もまだまだ明るい夏時間です。こういう夕方は屋外席でロゼワインでも飲みながらサラダとパスタというのが定番です。基本は「その地方の名物を食す」なのですが、都会になると案外そういうのを探しても見つかり難かったりするんですよね。かつては「そういう時は Ratskellerに行け(Rathausの地下レストラン)」と駐在初期に教わったものですが、最近はあまりその土地とは関係なさそうなレストランがテナントとして入っていたりします。

下の画像はクリックすると拡大してスライドショーになりますが、ロゼワインのメニューの「一番小さい単位」が 0.2Lで €4.95、750円くらいですね。ドイツにいて「グラスワインの最小単位が 0.2L(200cc)」に馴染んでしまうと、日本のワインバーなんかで最小単位が 120ccというのが、如何にもけち臭くていけません(笑)

また、よく知られた話ですが、上の画像をクリックして拡大し、ワイングラスをよくご覧ください。丁度グラス越しに丸いテーブルの縁が見えますが、そこに 0.2という数字が小さく刻まれているのが見えると思います。ドイツでは「メニューは契約書」という基本概念があり、メニューには売り手である店側が「量と価格(0.2L で €4.95)」を示す必要があります。そして買い手である客に「その契約を売り手がちゃんと履行したかどうかを確認する手段を提供しなくてはならない」・・・それが、この目盛りの刻まれたグラスというわけです。

ビールグラスにも同じように目盛りが刻まれています。ドイツのドラフトビールは泡をたっぷり盛り上げて供されますが、ビールの液体部分がこの目盛りまで注がれている必要があります。まあ、あまり細かく目くじらを立てる人は見かけませんが(笑)

↓↓ Genügsamkeitstraße 4にこういうお店もあります。お好きな方はチャレンジを(笑)

↓↓ ライトアップされたラートハウス

↓↓ やはり町のシンボルですね。おもちゃ屋にはいろいろなパターンのモノレールアイテムがあります

↓↓ もう少し明るい時に撮ったラートハウスです。なかなか立派な建物です。先に書いたように、Wuppertalはいくつかの町が合併して出来た町ですが、このラートハウスは Elberfeldという町のものでした。

↓↓ 最後にもう一杯(笑)

★★ヴッパータール Wuppertal -4- に続きます

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