上海:麺(面)紀行_2

まずは蘇式湯麵の画像です。和食を「日式」ということから類推して「蘇式」とは「蘇州風」ということなのでしょう。

シンプルな澄んだスープに別の皿で出てきたトッピング。日本のラーメンはスープに凄い工夫や拘りがあり、門外不出の秘伝のタレとかありますが、中国はあまり拘っていない感じです。この蘇州風のスープは見かけのとおり、味も淡白で、日本のラーメンに慣れた舌にはやや物足りないかも。トッピングを載せてスープを濃くして食べるのが正解なのかな?でも、不思議とまた食べたくなる麺で…次回も多分食べると思います(笑)

「現炒」とは、その場で炒める…てな意味だろうと思います。ちょっと色褪せてますが「爆魚」って気になりますね、次回はこれだな(笑)

こちらは所謂「汁なし麺」の類です。中国語で「拌麺」=撹拌して食べる麺と書きます。

麻薬の「麻」、麻辣(マーラー:痺れる+辛い)の「麻」という文字が多いということから推察するに「四川風」の店なのではないかと思います。
腔調麺という店の名前ですが、「腔調」というのは「(‘西皮’‘二黄’など)中国の伝統的歌劇の節回し,系統的曲調」のことだそうで、麺との関係は不明です(笑)。午後4時頃という、ちょっと中途半端な時間なのに結構はやっていました。おやつ感覚なんでしょうか?

(続きます)

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