誰も知らないドイツの町 Unbekannte deutsche Städte(40):★★デトモルト Detmold -1-

ノルトライン=ヴェストファーレン州(Nordrhein-Westfalen)のデトモルトDetmold)をご紹介します。今回から旧西独の町に移りますが、やはりあまり日本人の観光ターゲットとなっていなさそうな町にスポットライトを当てていこうと思います。

デトモルト・・・ご存知でしたか?ハノーファーの南西約 100kmに位置し、小さいながら何故か安定していたリッペ公国の都だった町です。え?リッペ公国?・・・案外知られていないですよね?非知名度ランクは ★★としておきます。★★★でもいいように思いますが、ある「巨大なもの」で案外知られているかもしれません。ここの日本語Wikipediaはかなり充実しています(独語Wikipediaをちゃんと翻訳しているようです)。

この町の人と話して聞き込んだ話ですが、第二次大戦当時、ここの周辺にはさしたる産業や軍需工場が無く、また主要なアウトバーンからも適度に離れていたため、軍事戦略上の価値が少なく、結果として爆撃や砲撃に遭わずに済んだとのことです。幸運なことですね~!

Wappen Lage Data

↓↓ 町の概要は日本語Wikipediaから引用しておきます。

デトモルト(Detmold, Detmold.ogg [‘dɛtmɔlt][ヘルプ/ファイル]低地ドイツ語Deppelt)は、ドイツ連邦共和国ノルトライン=ヴェストファーレン州オストヴェストファーレン=リッペ地方(デトモルト行政管区)のリッペ郡に属す市である。この街はハノーファーの南西約 100 km、ビーレフェルトの東約 30 km に位置している。人口およそ 73,000人のデトモルトは大規模郡所属都市に分類され、リッペ郡最大の都市である。この地のデトモルト音楽大学ドイツ語版とオストヴェストファーレン=リッペ大学はこの街を大学都市としている。

デトモルトは、1468年から1918年までリッペ家、リッペ伯およびリッペ侯領の宮廷都市で、その後 1918年から 1947年までリッペ自由州あるいはリッペ州の州都であった。リッペ州は 1947年にノルトライン=ヴェストファーレン州に併合された。1947年以降、デトモルトはデトモルト行政管区の本部所在地となった。1932年から1972年まではデトモルト郡の郡庁所在地でもあった。その後は、デトモルト郡とレムゴー郡が合併して成立したリッペ郡の郡庁所在地となっている。

↓↓次項以降で詳しく書く予定ですが、リッペ(Lippe)家の居館です。

★★デトモルト Detmold -2- に続きます

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