三十年前のドイツ(50):Erste Rundfahrt durch die DDR 初めての東独の周遊ドライブ ー5-

三十年前のドイツ(49):Erste Rundfahrt durch die DDR 初めての東独の周遊ドライブ ー4-からの続きです。

歩行者天国をお城に向かってブラブラあるくと、右手に HOの軽食屋があります。Gastronomieと書いてあったのを、ソ連駐在経験がある上司が見つけて「お!」と・・・ロシア語でも「гастрономия(ガストロノミヤ)」と似たような発音をするようです。小腹も空いたので中に入ってみます。

コーヒーマシンにはちょっと行列ができています。ステンレスのシンクには多分炭酸水と思われる瓶、その左手には牛乳、いちご牛乳のような飲料。もうひとつコーヒーマシンがありますが「Ausser Betrieb(故障中)」・・・あるあるです(笑) その奥にはお皿に乗った作り置きの料理(Kaltes Essen)、左にカメラを振ると暖かい料理(warmes Essen)です。暖かい方は多分「Bratkartoffeln + Bratwurst(ジャガイモの炒め物とグリルソーセージ)」あたりと思われます。柱に「SPEISEN」とあって料理名と価格が書いてありますが、残念ながらぼやけて読めません。

最後はカイザーゼンメルを半分に切って、各種のソーセージのスライスを載せたもの。値段は 0.45Mあたり・・・西独の DMと東マルクの公式交換レートは1:1だったけど、闇市場での実勢レートは 1:7~1:14と言われていました。その間をとって DMに換算すると・・・0.05DM!更に円換算すると「5円」ということになります。

音声データが飛んでしまったのが残念ですか、価格表をじっくり撮っていたらオバちゃんに「ダメダメッ!」怒られて、慌ててビデオを止めたので妙な終わり方をしています。

写真屋のショーウィンドウ・・・西側のそれとは少し感じが違います。大型の暗箱カメラはもちろん売り物ではなく装飾ですが。左の台の上に「ORWO」という文字が見えます。東独のフィルムや印画紙など写真材料メーカーです。私の勤めていた会社もここに技術供与し、上司はその部門にいたので感慨深そうです。後方のブラインドカーテンの上に西側のフィルムメーカーのブランドが見えます。お、真ん中にあるのがウチの会社だ(笑)右手にはセピア色のクラッシックな家族写真らしいものが見えます。そして・・・目を上にやると赤い文字で「FOTOARBEITEN JETZT AUCH IN FARBE」と書いてあります!訳すと「カラー写真始めました!」・・・え?西側ではとうの昔に当たり前になっていたカラー写真・・・ほんまかいな?

お城には行ってみようということで緩い坂道を下って行きます。お城が見えましたが、その前に左手に劇場らしい立派な建物があります。一応の修復は終わっているようです。

立派な建物が・・・劇場のようです

Mecklenburgisches Staatstheater Schwerin メクレンブルク州立劇場

三十年前のドイツ(51):Erste Rundfahrt durch die DDR 初めての東独の周遊ドライブ ー6-に続きます。

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