季節外れの欧州寒波:プーチンのジョーク

これは私がイタリアのフィレンツェから乗ってきた夜行寝台列車です、ミュンヘンの近くのローゼンハイムという駅で降り、発車する列車を見送っているところです。2018年3月21日…イースターまで後10日とは思えない寒さでした。

寝台車で同室になったフランクというドイツ人とのジョーク的会話:

大野「イースターも近いのに、凄い雪だね~」
フラ「卵が探しやすくなるから、案外いいかもね(笑)」

大野「そういえば、この寝台車のアテンダントはワゴン・リ社のジャケット着てるね?オリエント急行の運営会社と同じなんだな」
フラ「ふ~ん、そりゃまずいかもね。オリエント急行が雪でスタックするとろくなことが起こらない(笑)」

大野「日本を出発する前は、シベリア寒気団がやってきて日本も寒かったんだ」
フラ「プーチンの仕業だな。こっちにもシベリアの寒気を送ってきたんだ。天然ガスをもっと売りたいからな(笑)」

大野「でもプーチンは英国には別のガスを送っちゃったみたいだぜ?」
フラ「ん?そうなの?」
大野「神経ガス」
フラ:(爆笑)

■ 大野註:ドイツや欧州の一部ではイースター(復活祭)に茹で卵にカラフルな色を着けて、庭などに隠し、子供たちがそれを見つけて遊ぶという習慣があります。この卵はウサギが置くという伝説もあります。ということで、この時期、卵やウサギの形をしたチョコレートも大量に出回ります。普通なら芝生とか木の下に卵を置きますが、真っ白い雪の上なら確かに見つけやすいかも(笑)
■ 大野註:オリエント急行殺人事件は、列車がヴィンコヴツィとブロドの間で積雪による吹き溜まりに突っ込み立ち往生した時に起こります。

関連記事

ページ上部へ戻る