- 2018-3-25
- イベント参加報告
- 展示会、ハイムテキスタイル
REGGIANIとMSです。両社とも2015年からずっと出展しており、それぞれ異なる米国資本の傘下に入ってもブースをキープしています。(REGGAINIはefi傘下に、MSはDOVERの傘下に)
REGGIANIは今回プリンタを出展していません。これについてREGGIANIのセールス&マーケティングダイレクターの Michele Riva 氏は次のようなコメントをしています。
「今回のショーへの我々が期待するものは、機械を販売することではありません。私たちは私たちのお客様(=プリント業者)をサポートするためにここにいます。この種の展示会に参加することが重要であると思います。エンドユーザー(=プリント物バイヤー)はここにいる我々の顧客(=プリント業者)に会い、その顧客(=プリント物バイヤー)に製品を見せることができます。ただしここはベビーな機器を展示する環境だとは思わないため、機器を展示しないことにしました」
このコメントを含む Nessan Cleary 氏のハイムテキスタイルレポートはこちら
MSは2015年以来、シングルパス機 LaRio に似せたブースを継続して出しています。こちらはプリンタを2機種設置していますが、ホームテキスタイル用途を意識して JP4 の 3.2m幅機を前面に出しています。MS はLaRioの3.2m幅のマシンをドルコの某社に設置して顔料インクを投入したという話がありましたが、その後 3.2m幅のシングルパス機の設置台数が順調に増加しているという話も、顔料インクがホームテキスタイル用途に伸びているという話も伝わってきません。なんらか当初の思惑とは異なる状況になっていると推察されます。