- 2019-1-19
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ドイツに通算11年駐在していたこともあり、ドイツ語は日常会話に困らない程度には習得し、ドイツ語の単語からの類推でオランダ語や北欧系の言語(除くフィンランド語)もなんとなく意味は分かります。またイタリアとの仕事も多かったのでイタリア語とその同類の所謂ラテン系言語(ロマンス諸語)も少しだけですが想像はつくようになりました。更にドイツとの関係で東欧の歴史も好きなもので、スラブ系言語の単語のいくつかもなんとなくわかります。
しか~し!そういう所謂「印欧語(インド・ヨーロッパ系言語)」とは異なる「フィン・ウゴル系言語」、これは類推が利かず大変とっつき難いです。多分そこに住んで一から覚えるしかないだろうと思いますね。下の地図でわかるように、フィンランド語と同系統で類似の言葉は多いようですが、よ~く字面を見てみると、ドイツ十字騎士団の支配下にあった時代も長いせいか、ドイツ語の影響もあるようです。マイナー言語オタクの私としてはワクワクしちゃいますね(笑)
By Fobos92 – 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 3.0, Link
Wikipediaからの引用で、フィン・ウゴル系言語の分布図です。ハンガリー語も言語的な意味では「陸の孤島」的言語ですね。
ロシア人が多いためロシア語併記も多く見られます。英語や万国共通単語の併記は有難いですね。
こういう「ロゼッタストーン」みたいなのは有難いですね!KESKLINNAが CENTRAK、KOHVIKは CAFE(E)と類推できます。
そうするとこれは「タリン中央XXXX」となんかのお役所かと想像がつきます
BARは BAARと英語の音通りのようです。笑えるのは RESTAURANTは「RESTORAN」と音の通りの綴りになっていることです。日本語のローマ字と似てますね。
ホテルの朝食でチーズは「JUUST」らしいことは分かった(笑)
やはりドイツ語の影響はありそうですね・・・
という感じで、割と馴染みのある部類の印欧諸語からの類推は難しそうですが、暫く住んだりすると「謎解き感覚」で語彙は増えていくかも・・・ボケ防止に暫く滞在してみるかという気にさせられました(笑)