- 2025-8-24
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印刷業界の方にはお馴染みの「印刷雑誌」・・・記事を投稿した謝礼に掲載誌を送ってもらいましたが・・・ん?あれ?とかすかな違和感が!いや、なにか問題があるわけではないんですが、なんというか、全体の印象がインクジェット屋の私の感覚にフィットし過ぎている・・・そんな感じでした。
印刷学会出版部の中村さんに「ひょっとして、これ、インクジェットですか?」と訊いてみたところ、やっぱりそうだったということです!
中村さんによれば「印刷雑誌」は現在 108歳。100歳になるときに調べたところによれば、月刊誌で 100年を超えるのは、日本ではおそらく 4~5誌しかないだろうということで、『印刷雑誌』を廃刊にすることができないんだそうです。事業継承が課題ですね!ちなみに発行部数との関係で、コストダウンになったとことです。
ちなみに「印刷雑誌」に相当するドイツの雑誌は「Deutscher Drucker」です。これは独語版 Wikipediaに情報がありますが:
Deutscher Drucker は、ドイツ語で発行される最古の印刷業界専門誌です。1894年にDeutscher Buch- und Steindrucker(ドイツの書籍と石版印刷)というタイトルで初めて発行されましたが、第二次世界大戦中に発行を中止せざるを得ませんでした。しかし、1965年にKurt Kohlhammerによってシュトゥットガルトで再刊されました。1991年には、ライプツィヒで発行されていた専門誌Papier und Druckと合併しました。
発行元は、エブナー・メディア・グループ GmbH & Co. KG の子会社であるドイツ印刷者出版社です。編集部はシュトゥットガルト近郊のオストフィルデンにあります。この雑誌は2009年11月にリニューアルされ、内容の構成や誌面サイズ(230 mm × 300 mm)が変更されました。
Deutscher Drucker Verlagsgesellschaft は、印刷業界向けの専門誌(例えば、年4回発行の専門誌「Grafische Palette」)を発行し、IVW 認定のインターネットポータルサイト「print.de」を運営しています。
・・・これはデジタル印刷化されたのでしょうか?編集長の Bernhardt Niemela氏は知り合いなので訊いてみようかな・・・