Dessau:バウハウス(Bauhaus)校舎

バウハウスというのはどこかで聞いたことがあるなという方は多いと思いますが、「バウハウス(ドイツ語: Bauhaus)は、1919年、ヴァイマル共和政期ドイツのヴァイマルに設立された、工芸・写真・デザインなどを含む美術と建築に関する総合的な教育を行った学校。また、その流れを汲む合理主義的・機能主義的な芸術を指すこともある。学校として存在し得たのは、ナチスにより1933年に閉校されるまでの14年間であるが、その活動は現代美術に大きな影響を与えた」・・・という記述が Wikipediaの解説にあります。今年(2019年)はその設立から百周年になります。デッサウに残るその校舎は「これが戦前の発想、百年前のアイデアなのか?」と思われるほど、その先進的な発想に驚かされます。

経緯詳細は Wikipediaをご参照頂ければと思いますが、このデッサウ校舎は「1925年にデッサウに移転し、「市立バウハウス・デッサウ」となった。デッサウの校舎はグロピウスの設計によるもので、モダニズム建築の代表作として各国に紹介された。」とのことです。

1919年、工芸学校と美術学校が合併して「国立バウハウス・ヴァイマル」設立(ヴェルデ設計の旧工芸学校の校舎を使用)。初代校長にグロピウスが就任し、同年にバウハウス創立宣言が出された(ちなみに宣言の表紙はリオネル・ファイニンガーの「社会主義の大聖堂」)。・・・それ以来、1933年にナチスの圧力によって閉鎖に追い込まるまで、僅か14年の活動期間であったにもかかわらず、ドイツに留まらず世界の建築・工芸・美術に影響を与え、今日でもまだその大きな存在感を示しています。ちなみに、このデッサウ校の建物は世界遺産に登録されています。

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