- 2025-2-8
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シュタイントーア(Steintor)
シュタイントーア(Steintor)は、マルヒン(Malchin)の町を取り囲む城壁の4つの門のうちの1つである。現在の建物は、14世紀の野面積みの石造りの土台と寄棟屋根を持つ2階建てのレンガ造りの建物のレプリカである。二重門として建てられ、外側の門の下部内部は19世紀まで牢獄として使用されていた。その後、部分的な取り壊しが始まった。1893年には石造りの門が取り壊しに回され、売却された。マルヒンの宮廷装飾画家であるフリッツ・グレーヴェは、この建物の保存を強く訴えた。メクレンブルク大公フリードリヒ・フランツ3世も門の修復を強く希望した。その結果、門は1894年10月までにオリジナルを基にネオゴシック様式で再建され、12月15日にマルヒンの町有財産として市当局に引き渡された。現在、石造りの門は町の最も重要な観光名所となっている。
町の東側にもう一つ城門(見張り塔)が残っています。
Fangelturm
マルヒンの Fangelturm(牙の塔)は、かつてこの街を取り囲んでいた街壁の防御塔の一つである。
その高さから、また街がポメラニアとの境界に位置していたことから、見張り塔として使われていた。15世紀に建てられ、16世紀後半にルネサンス様式の切妻屋根が付け加えられた。この建物は 6階建てのレンガ造りで、切妻屋根が特徴である。
塔の高さは約 35メートルで、1996年に大規模な改修工事が行われた。もともとは防衛用の塔として建てられたが、後に刑務所として使用されたことから、この名で呼ばれるようになった(Fangelturm)。