誰も知らないドイツの町 Unbekannte deutsche Städte(55):★★★ロスラウ Roßlau (Elbe) -2-

★★★ロスラウ Roßlau (Elbe) -1- からの続きです

例によってあまり詳しい下調べはせずに来たのですが、とりあえず「Wasserburg」というお城か要塞のようなものがあるようなので、そこを目指して適当に歩き始めます。

人が歩いていません。路上にそこそこの数のクルマが停まっているので、まあゴーストタウンではなさそうですが・・・静かで、枯れた印象です。「被爆撃都市鑑定士」的視点からは、前章で書いたツェルプストのような酷い被害には遭っていないように見えます。Fachwerkbauは見ありませんが、安普請の Plattenbauの集合住宅も見当たりません。

道路は Betonplatten(コンクリート板)の舗装で、おそらく旧東独時代のものと思われますが、交通量が少なかったからでしょうか、さほど傷んでいる様子もありません。なんだか統一後に外壁などは修復されたのでしょうが、それ以外は取り残されたような感じがします。通りの名前の看板・・・これは旧東独時代のものなのか?かなり色褪せています。

Karl-Liebknecht・・・この人も旧東独エリアの通りの名前としてはかなりポピュラーですね・・・

★★★ロスラウ Roßlau (Elbe) -3- に続きます

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