- 2024-9-23
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★★★ ヴィッテンベルゲ Wittenberge -5- からの続きです
あまり情緒を感じなかった旧市街をでて、シュテルンと呼ばれるロータリーを通り、駅に向かって真っすぐに通じている Bahnstrasseを通って駅に向かいます。水曜日の午後ですが活気はイマイチです。
例によって「Loewen(Löwen) Apotheke」
地図で「ヴィッテンベルゲ」と書かれているところが「シュテルン」というロータリーで、下の写真に見えています。そこから地図の上で右上の方向に真直ぐ伸びているのが Bahnstrasseです。ロータリーの手前右手の店らしきものは廃業した化粧品屋のようですが、ネオン看板が東独時代のものと想像されます。
「Cafe Mukefuk」・・・なにやらドイツ語っぽくない響きなんですがはて?調べてみると、そのものズバリはないのですが「Mukefuck」というのが見つかり、おそらくそれが当たっていると思われます。Wiktionaryによれば「口語では、挽いたコーヒー、あるいは植物の一部を焙煎または粉砕した粉から作った飲み物」とあります。
この言葉は19世紀から使われており、最初はラインラントで使われ、おそらくはラインラント語の(侮蔑的な)Muckenfuck「チコリのような、粉状のコーヒーの代用品。 実際には「朽ちた木の切り株にできる茶色い泥」であり、Mucke「空洞の朽ちた木の切り株の泥」または Mucken「茶色い木の泥」と fuck「腐った、高貴な腐った、すでにいくらか腐っている、梨の実の」の合成語である。 しかし、語順は印象的なままである。フランス語の moka → fr faux → fr「偽のモカ」の転訛であるという解釈は支持できない・・・旧東独時代に有った「代用コーヒー」をそのまま店の名前にしたんでしょうか?
Kultur- und Festspielhaus Wittenberge 劇場です。
東独時代に建てられた典型的な Plattenbauです。取り壊して建替えたものや、改修したものなどいろんなパターンがあります。ここはおそらく内装は改修したのでしょうが、外装・外観は旧いまま残っているようです。
さて、駅に戻ってきました。それにしても立派な駅舎です!リノベーションして復活することを願っています!
駅舎は1846年に建設され、古典主義様式の2階建て3軸の建物である。 建築家はフリードリヒ・ノイハウスで、ベルリンのハンブルガー駅舎やハーゲナウ・ランド駅舎など、他の駅舎も設計している。 駅舎は1889年と1923年に増築された。市営住宅協会が駅舎の購入と改修を計画している。
★★★ ヴィッテンベルゲ Wittenberge -7- に続きます