- 2022-1-8
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★★★ビュッケブルク Bückeburg -3- からの続きです
お城に行ってみることにします。1918年までシャウムブルク=リッペ州の支配者であったシャウムブルク=リッペ家の祖先の居城で、現在もその末裔の Fürst Alexander Schaumburg-Lippeがその一部に住んでいます。
↓↓ Scholossportal マルクト広場に面しているお城への入り口です
↓↓ クリックするとスライドショーになります
↓↓ シンプルな空撮動画です(約1分)
↓↓ Kultur in Niedersachsen: Schloss Bückeburg お城の内部を案内しています(約3分)
↓↓ Wohnen im Schloss: Fürst Alexander Schaumburg-Lippe zeigt sein Zuhause ここに住んでいる Schaumburg-Lippe家の末裔が内部を案内しています。
公式サイト
独語 Wikipedia:Schloss Bückeburg
独語 Wikipedia:Haus Schaumburg-Lippe
独語 Wikipedia:Schaumburg-Lippe
日本語 Wikipedia:シャウムブルク=リッペ侯国
この日本語 Wikipediaのなかに、日本との関係で興味深いことが書かれています。「統一を果たされたドイツ帝国では2番目に小さな国であった。小さな領邦ではあるが、独自に銃器の開発を行い1861年にドルッシュ&バウムガルテン銃(Doersch & Baumgarten)を発明した。この銃は1867年に日本にもたらされ、神戸のカール・レーマン商会が窓口となって会津藩から1300梃の受注を得た。同時に侯国の下士官カール・ケッペンが軍事指導のため日本に呼ばれたが、銃の納品が終わる前に鳥羽・伏見の戦いが始まり、銃の納品が出来なくなってしまった。この注文は後に紀州藩が引き受けて3000梃納品し、洋式銃隊の錬成や兵制改革を進めた。1871年2月13日、陸奥宗光がビュッケブルクを訪問した。」
また Schloss Bückeburgの記述の中に「日本の北海道帯広市には、1989年に日本人投資家の依頼で建設されたビュッケブルク城の忠実なレプリカがある。遊園地「グリュック王国」の一部だが、すでに閉園している。グリム童話をテーマにしており、ビュッケブルク城のほかにも、ブレーメンの町の音楽隊のコピーやハーナウのグリム兄弟記念碑など、ドイツの見どころが数多く含まれている。1989年 7月 1日のオープニングには、日本の寛仁親王(当時)のほか、フィリップ・エルンスト・ツ・シャウムブルク・リッペ、ビュッケブルクのヘルムート・プロイル市長(当時)やシャウムブルク童話歌手団などが出席した。」とあります。
確かに当時の写真を見ると非常に忠実に再現された居るのが分かりますが、現在は残念ながら閉園して廃墟化しているようです。