誰も知らないドイツの町 Unbekannte deutsche Städte(56):★デッサウ Dessau -3-

★デッサウ Dessau -2- からの続きです

バウハウスのデッサウ校は駅を挟んで市街地と反対側(西側)にあります。下の航空写真はクリックすると拡大しますが、駅の右手(東。南)には市街地が広がっているのが分かります。また、駅の西側のバウハウスの建物の更に西の方には、戦前・戦時中にその名を轟かせた航空機ユンカースの博物館や飛行場があるのが確認できます。

↓↓ もう少し拡大した航空写真です。

↑↑「バウハウスの町にようこそ」・・・やはりバウハウスは目玉ですね。↓↓ 赤っぽい駅の建物が見えています。あちらはメインホールで市街地の方に立っています。

↑↑ 列車の発着案内です。これ見るの好きなんですよ。この町がどこと繋がっているのかが分かります。ICEが停まる駅ではないようですね。上から2つ目に「DVE27786」という列車名が見えます。Wörlitzに行くようですが、これについては後述します。
↓↓ メインホールの内部です。壁面がアートになっています。これは旧東独時代のものでしょうか?

Dessau Hauptbahnhof

デッサウとロスラウは、エルベ川を横断するため、早くから鉄道交通の要所として重要視されていた。1840年9月1日、ベルリン・アンハルト鉄道会社によって、最初の鉄道が開通した。1911年、ビッターフェルトへの接続が電化された。この地域には、ユンカース航空機工場など、いくつかの工業会社が進出していたため、鉄道は物流面で非常に重要な役割を担っていた。

第二次世界大戦中、1945年 3月 7日の空襲でレセプションビルは破壊され、その後 1952年までに解体され、新しいビルに建て替えられた。

長い間インターレギオやインターシティの停車駅でもあったが、デッサウは主要幹線であるベルリン – ヴィッテンベルク – ハレやマグデブルク – ハレ – ライプツィヒから離れた場所にあるため、2006年以降は個別の IC列車を除き、地域交通のみが利用されるようになっている。

ソースはこちら 1945年(上)、1959年(下)

2008年から 2011年にかけて、Roßlau/Dessau鉄道輸送拠点の軌道と架線のシステム、および Dessau中央駅の設備の抜本的な改修が行われ、総合的な再建が行われた。駅の線路計画を簡素化し、160km/hの速度が出せるようにした。2010年 12月 5日、電子連動システム(ESTW)デッサウが稼働を開始した。
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外観の印象から、テュッセルドルフの中央駅(写真右)のように第三帝国時代の建築物かと思っていましたが、旧東独時代のものなんですね。

右に出ると町中方面、左に出るとバウハウスデッサウ校方面です

トイレにはなにやら物騒な張り紙が・・・

バウハウス方面の外観はこんな感じ

★デッサウ Dessau -4- に続きます

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