上海:本屋に入ってみました

上海随一の目抜き通り「南京東路」と並行している九江路や福州路あたりには本屋が多く見られます。なにか歴史的な経緯があるのでしょうか。ショーウィンドウに並ぶ本のタイトルは漢字なのでなにやら親しみやすく、ついふらふらと入ってみました。本屋に入ると、つい読みもしない本を買い込む癖があるのでヤバイパターンなんですが(笑)

まず漢字が読めてしまうのがヤバイです(笑)「孫子の兵法」…おうおう、あれね(笑) 
李太白…高校でサボった漢文の教科書にあったよなあ、この名前(笑)

お、共産党宣言だ!そう、党って旧漢字書体で「黨」…こういう字を書くんだよね。
ドイツに駐在していたので、こいつの書き出しはドイツ語で憶えました。
Ein Gespenst geht um in Europa. Das Gespenst des Kommunismus.
ヨーロッパを幽霊が徘徊している。共産主義という幽霊が…
これ中国語ではどう訳されているんだろう?
あ、ヤバイ、これ、本屋で深みにはまるパターン(笑)

…というわけで、吸い込まれるように本屋に入り、共産党宣言の書き出しを調べてみました。「一个幽灵,共产主义的幽灵,在欧洲游荡。」…遊蕩ね、なあるほど、そう来たか(笑)ここまでは割と誰でも知っているフレーズかもしれないけど、実はこの後が面白くて…川端康成の「雪国」書き出しで「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。」は誰でも知っているけど、実はそれに続く「夜の底が白くなった。」が知られざる名文というような。

「ヨーロッパを幽霊が徘徊している。共産主義という幽霊が…」に続く部分は「古いヨーロッパのあらゆる權力は、この怪物を退治するために、神聖同盟を結んでゐる。ローマ法皇もツァールも、メッテルニヒもギゾウも、フランスの急進黨もドイツの探偵も。」(この部分は青空文庫より)…中国語訳は「为了对这个幽灵进行神圣的围剿,旧欧洲的一切势力,教皇和沙皇、梅特涅和基佐、法国的激进派和德国的警察,都联合起来了。」…なあるほど!

あかん、すっかりハマってしまいました(苦笑)

え~、上海の中での方言分布かあ、こういうの好きなんですよ(笑)

ほら、結構細かく分かれてるもんですね~

あ、ヤバイ!これも買ってしまいそう(笑)

店の中は日本の書店とほぼ同じ感じで、漢字タイトルの本が並び、ジャンルの分類も全く違和感を感じません。
漢字っていいですねえ!

中国古典四大名著!

なるほど、これが古典四大名著!

紅楼夢を深堀りして研究することは「紅学」という一つのジャンルになっているようです

復旦大学…上海の名門大学ですね。その付属中学校の教材のようです。
論語とか荀子なんかを勉強してるということですね!

ちょうどベルリンの壁崩壊と統合の時期にドイツに駐在していたので、こういう書名には興味津々ですね~!
思わず買ってしまいそうになるのをグッとこらえる(笑)

お!孫文(孫中山)だ!
え?その上にはアイヒマン裁判で映画にもなったハンナ・アーレントが!

魯迅が持っていた浮世絵ときたか~!

源氏物語!右のは日本の妖怪の画集らしい!

出張で海外行くと、ふらふらと本屋に立ち寄り、重たい本を買い込んできて、結局読まないということを繰り返しているので、本屋は危険ゾーンなんですが…今回は軽い本にしてみました(笑)

漢文サボった罪滅ぼし(笑)

今どきの漢詩は横書きなんですね!春望…国破れて山河在り、城春にして草木深し…憶えているのはここまで(苦笑)

これはまあなんとか(笑)

聞いたことはあるかな…レベル(笑)

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