- 2020-7-5
- ブログ
三十年前のドイツ(55):Erste Rundfahrt durch die DDR 初めての東独の周遊ドライブ ー10-からの続きです。
西ドイツにも大きな集合住宅はありますが、それとは比較にならない、社会主義仕様の巨大な労働者アパートが並ぶ通りを南下し、ロストックの市街に入って街歩きをします。ロストックの旧市街は Warnow側を河口から約10kmほど遡ったところにあります。
Von Martin Kraft – Eigenes Werk, CC BY-SA 3.0, Link
ロストックのシンボル的なクレペリン門(Kröpeliner Tor)から、歩行者天国のクレペリン通りをブラブラと東に歩きます。結構な賑わいです。動画は変換が上手く行っていないのか、元の映像データが劣化しているのか非常に見辛いです。ご容赦ください。
クレペリン通りを抜けると、Neuer Marktという広場があり、そこに7つの尖塔が特徴的な市庁舎(Rathaus)があります。13世紀から建設が始まったとのことですが、幸いにも主な部分は戦災を免れゴシックからバロック様式への拡張の経緯がよく保存されているようです。この形式の尖塔はリューベックやシュトラールズンドの市庁舎にも観ることができ、バルト海沿いの有力都市の流行りだったのかもしれません。
Von Bundesarchiv, Bild 183-H28029 / CC-BY-SA 3.0, CC BY-SA 3.0 de, Link
Von Mylius – File:Luebeck-Rathaus_am_Markt_von_Suedwesten_gesehen-20100905.jpg, GFDL 1.2, Link
Von Bahnfrend – Eigenes Werk, CC BY-SA 4.0, Link
三十年前のドイツ(57):Erste Rundfahrt durch die DDR 初めての東独の周遊ドライブ ー12-に続きます。