- 2022-9-27
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マルクト広場を中心とした旧市街の中心部を歩き回ります。9万人の人口を擁する町としてはコンパクトな印象です。マルクト広場から直ぐのところに旧東独様式のアパート群があることから、ところどころ戦災による破壊もあったことが伺えます。Jüdengasseもあり、深堀するといろいろ見えてきます。
少し小高い丘(Nicolaiberg)に建っているため町のあちこちから塔が見える教会「St. Salvatorkirche」です。
「サルバトール教会は、ゲラ市街地の中心的な教会である。ニコライの丘にあるため、誤ってニコライ教会と呼ばれることが多い。もともとは聖ニコラスを祭る礼拝堂が建っていたが 1686年に礼拝堂と托鉢僧の宿舎が焼失してしまった。しばらくして、この廃墟は新しい教会を建てるために撤去された。
現在のバロック様式の教会は、1717年から 1720年にかけて、選帝侯ザクセンの建築家ダヴィッド・シャッツの設計に従って建てられたものである。完成から 2年後、1780年の大火で教会は全焼し、市街地の大部分が焼失した。聖ヨハネ教会とは異なり、すぐに再建され、1885年までゲラ唯一の教区教会であった。
教会正面の大きな階段は 1898年に作られ、聖サルヴァトールのアールヌーボー様式の内装は 1903年のものである。ヨーロッパの教会建築では珍しい花柄のアールヌーボーの精神で、教会内部を抜本的に改修した。ホール教会には、オルガン、洗礼盤、扉の葉、教壇、ルター派の説教壇など、アールヌーボーの要素がふんだんに盛り込まれています。教会内のレーバーオルガンは、この種のものとしては最大級です。1903年に作られたもので、2013本のパイプを持ち、2本のマニュアルとペダルで演奏される。」(観光サイト)
マルクト広場の角にこんな店があります。オーストリアのワインや物産を扱っています。ラーツケラーには何故かバイエルンの旗が見えて「テューリンゲンに来てバイエルンでもないだろう」とオーストリアにしました(笑)
ビールは Stieglとか Ottakringerなんかが出てくるのかな?と期待していたら・・・Dingslebenerというテューリンゲンのビールでした(笑)