- 2021-4-11
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ザクセン=アンハルト州のクヴェートリンブルク Quedlingurgをご紹介します。学校などでドイツ語を習った方なら、比較的アルファベット通りの発音が多い中で「Qu-」で始まると「クヴ」と発音するルールを憶えておられるかもしれません。ハルツ山地の北辺に位置する人口2万人ちょっとの小さい町ですが、「聖堂参事会教会、城と旧市街 Stiftskirche, Schloss und Altstadt von Quedlinburg」が世界遺産に登録されていることで知られ、ドイツ内外の観光客で賑わっています。
非知名度は★ひとつかなと思いますが、前のヴェルニゲローデを★ひとつとしたので、★無しにしておきましょう。ドイツの「あまり知られていない町、ひょっとしたら一般の日本人は誰も知らないんじゃないか?と思われる町」を紹介していくこのシリーズの趣旨からすると・・・あまり萌えない(他にも大勢の人が既に紹介しているからね)という想いもあります(笑) ただ、そういうひねくれた想いは別として、「ドイツに行くんだけど、いつまでもロマンティック街道のローテンブルクでもないだろう。他にいいところない?」という方には是非にとお勧めできる町です。
Wappen | Lage | Data |
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↓↓ ハルツというとブロッケン山の印象から「山地」というイメージがありますが、クヴェートリンブルクあたりは「山塊」からは少し離れており比較的平らな平地です。動画はザクセン=アンハルト州の州都マクデブルク Magdeburgからの列車(RE11)の車内で、クヴェートリンブルクに到着する少し手前ですが、こういう感じです。ちなみにドイツの近郊列車には自転車を普通に持ち込むことができます。
↓↓ 駅の様子です(いずれも旧市街の反対側から撮ったものです。この原っぱはかつては貨物駅が有ったそうですが、今は線路も撤去されています)。蒸機が写っているのでお分かりと思いますが、ここもハルツ狭軌鉄道 HSBの一部「Selketalbahn」の起点駅で、蒸機牽引列車と気動車を合わせて一日数本の列車が発着しています(2021年 4月現在はコロナの影響で運休しています)。今回 2018年 4月の訪問では時間の関係で乗車はしていませんが、次回は HSB全線乗り潰しでリベンジをと思ってます(笑)
↓↓ 独語 Wikipediaによれば「1862年に建てられたネオゴシック様式の駅舎は、Gründerzeit(創業者の時代)スタイルで周辺施設とともに文化財保護リストに登録されています。」とあります。
クヴェートリンブルク Quedlinburg -2- に続きます