ウェビナーって何?

ウェビナーって何?なんか面倒くさそうな・・・そもそもあまり聞きなれない英語なので違和感があり、ちょっと敬遠気味かもしれませんね。実際、ここで紹介したソフトウェア会社の知人でさえ「参加したことない、イマイチわからん」とのこと。まあ、そういうのが現状かと思います。私も実は、3月21日の FESPAで予定されていた日時にミマキ・ヨーロッパが開催したウェビナーによるプレスコンファレンスが初めての参加でした。

そこで「おお、こういうものか!結構使えそうじゃん!」と直ぐに ZOOMの無料版で何度か試行し、現在は有償版のライセンスを購入して、自分でも主催するに至っています。まだたったの一か月ですが、かなりいろいろ分かってきました。ここでは、4月23日に開催されたHPジャパンの霄(おおぞら)さんのウェビナーをご紹介して「どういうものか」をお伝えしたいと思います。

動画は、私のデスクトップで霄さんのウェビナーに参加している状況です。雑音が入っていますが、テレビを消音するのを忘れたためです。なお最後にカメラを振った際に缶ビールが映りますが・・・これは前日の夜のヤツです(無意味な言い訳(笑))

こういう感じで、リラックスしながら、かつパワポや講演者の声は講演会場に依存しないので、見易く聴き易いという利点もあります。設定によっては質疑応答も出来ます。なお、霄さんの画面背景はHPのロゴなどが入っており展示会場の様に見えますが、実はこれ「バーチャル背景」と呼ばれるもので、霄さんは自宅からこのウェビナーを主催しているのです。

これは公開ウェビナーですが、例えば10:00からは九州の販売店に製品説明を行い、その後11:00からは北海道の顧客に使い方をアドバイスする・・・こういうことが簡単に出来てしまうわけです。リアルで行おうとすると、移動のチケット手配・宿泊手配・会場手配・出席者の確認・販促物の送付・・・と大変な付帯業務が伴います。

このコロナで外出自粛・テレワーク期間にこういうことを積極的にやると、ウェビナーの効用が身をもって体験できるわけです。ポストコロナで顧客訪問や面談が再び普通に可能になった際も、この経験値は活きるでしょう。リアルな出張や面談に重みを付けて、リアルでいくべきか、オンラインで行くべきか・・・どちらがベターではなく、選択肢が増えるでしょう。私は「リアル面談やコンファレンス」の効用を非常に重視していますが、ポストコロナでは、これまでは殆どの人が経験したことの無かったウェビナーというものが重要な選択肢として浮上してくることは確実だと思います。

↑↑ クリックするとスライドショーになります

なお、霄さんによると、HPはHQや地域販社が分散しているので(・・・ま、それは日本企業も同じ)、こういうプレゼン資料の骨格を作るにもオンライン会議ですり合わせ、あとはローカルに言語対応・事例対応をカスタマイズする・・・まあ、普段から「所謂テレワーク」を当たり前にやっているわけですね。

なお、私は特にHPだけを持ち上げる立場ではありません。たとえばミマキエンジニアリングもいち早くこういう動きをしています。

ただやはり、日本企業のサイトを見ていると、こういう動きをしているところは殆ど無いようです。ここにあるよ!という事例がありましたらご連絡ください。是非紹介したいと思います。

なお私(OIJC)としても、ヴァーチャルメッセという企画を通じて、このような場をご提供していきたいと準備を進めています。是非ご活用ください。英語版はこちら。

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