- 2020-3-25
- イベント参加報告
昨日3月24日は本来、FESPAマドリードが開催される予定でしたが、その延期を受けてオランダのミマキヨーロッパ(池田裕司社長)は「オンライン・プレスコンファレンス」に切り替えて、本来の予定時間に Webinarアプリで世界に情報発信しました。このあたりのサクサク感、流石ミマキという感じです。参加者は100人前後と、通常の FESPAでのプレスコンファレンスと同規模のプレスの参加者を集めたようです。私も招待メールを頂いたので、参加してみました。
詳細に入る前に、ハイライト的なニュースについて触れられました。トップは 1.8mサイズの構造物の製造が可能な大型3Dプリンタ-の紹介・・・これ、Massivitのマシンのように見えますが・・・(右)
ミマキ本体(日本)のサイトにはこのニュースは無いので、地域販社ベースの OEMということでしょうか?
二番目のニュースは、沖データのプリンタを扱うというものですが、こちらは既に実行されている案件ですね(下)
ほかにも「UVJ100-160」「TX300P-188MKII」「SWJ-320EA」のアップデート情報などがありました。
今回のミマキヨーロッパの場合は「GoToWebinar」というアプリを使い、事前の招待に従ってこのアプリをダウンロードし、参加登録をして当日の指定時間を待ちます。指定時間少し前に、アプリを立ち上げると「まもなく Webinarが始まります」というアナウンス(日本語に設定の場合)が流れ、定刻になるとコンファレンス(Webinar)が主催者によって開始されます。今回は左の「ペーター・カイザー」さんが司会をして、右の3人のメンバーが担当分野について詳しく語るというスタイルでした。
肌感覚で言うと「パワポを観ながらの英語のラジオ番組」という感じでした。ライブのプレスコンファレンスとは違って、手を挙げて質問ではなく、チャットボックスに英語で質問を書き込むという形式です。私は「アブナイ」質問を書きこんだので Webinar中に回答はもらえませんでしたが、一応チャットでは「アホな質問だけどさ」「いえいえアホな質問だなんて、そんなものはないですよ」「あ、ヤンチャな質問ということだよ」「あはは(笑)」と、チャットにはちゃんとスタッフが対応していました。
質問としては「Massivitのマシンに似てるけど OEMで引いたのかな?でも何故?」、「(もし違ったら)では、何故外観があんなに似ているの?」、「沖データとの提携・・・これは、近未来に沖データから WFプリンタ事業を M&Aするということ?」・・・そして「日本のみならず、ミマキヨーロッパの地元である欧州諸国は今コロナで大変な状況にあると報道されている。出張・面談・会食・濃厚接触が禁止されている状況下で、実際にはどうやってビジネスを遂行するおつもりですか?」を訊きたいところです。別途メールで訊くことにします。
ミマキヨーロッパでは、今後5週間に亘って「Virtual Print Festival」としてオンラインで様々なイベントを催すようです。私も参加して、コロナで出張や面談が簡単に叶わない状況下代替案として何が可能なのかを一緒に考えて行きたいと思います。オンライン通夜参列や、バーチャル呑み会もそのスタディの一環なんですよ(笑)
でも、なんだかんだ申して、動きは速いし的確ですよ、ミマキヨーロッパ!