【イメージ】ジャパン・インクジェット・ヴァーチャル・メッセ2020 Japan Inkjet Virtual Messe 2020


今回は、どういうイメージなのか?について書きます。一言で申せば「貴方の部門の特設サイト」がコンセプトです。実はこれは、DRUPAが延期になったから突然思いついたのではなく、私が現役時代からずっと考えてきた(ぶっちゃけ申せば不満に思っていた(笑))ことの実現でもあるのです。(それは後半に書きます)

【結論:やろうとしていること】
1.私のサイトの中に御社・貴部門の特設ページを創ります。参加企業のロゴはこちらに掲示します。
2.そこにプレスリリースでも動画でもなんでも持ち込んで頂いてアップします。リンク URLだけでも構いません
3.オプションでウェビナーによるプレス発表や製品紹介の場をご提供します。
4.Nessanに記事の材料を提供します。(別途詳細はアップします)
5.これを私のチャネルで広報します。内外のメディアパートナーと提携して、可能な限り露出を増やします
  1)海外がターゲットなら LinkedInへのや FESPAの Mike Ryan等とも提携します(英語情報)
  2)国内がターゲットなら Print&Promotionなどのオンラインメディアなどと提携
6.DRUPAがある筈だった6月を「開催期間」(重点プロモート期間)としますが、状況に応じて柔軟に対応します
7.御社のページ(ロゴ)は今年いっぱいキープし、「開催期間」(重点プロモート期間)終了後も年内は「常設展」として維持します
8.来年(2021年)は、更新・離脱はご自由です。

こちらにロゴ掲載がある企業・団体は、今年の JIBC2020に関与して頂いたコミュニティ参加企業として追加料金は不要です(3.オプションは別途応相談)
★新たに参加ご希望の企業・団体あるいは個人の方はこちらからお問い合わせください。既にお問い合わせ頂いた皆様には順次返信差し上げます。

【背景:直接の動機】

FESPAが無くなり、DRUPAが無くなり、そこを目標に新製品を開発してきたメーカーは突然発表の場を失った・・・いわば梯子を外されたわけです。更にコロナウイルス感染防止の観点から、顧客との面談による商談はおろか、オフィスへの出勤まで自粛せざるを得ない状況になっています。こういう時、代替手段はもう、ZOOMや GoToWebinarなどといったオンラインコミュニケーションツールや、YouTubeなどの動画配信など、ネット環境を最大限に活用するしかないわけですね。ここに各社のスピード感が(というか、その「差」が)感じられます。

私も、この業界の動きを全て公平に、同じ距離感を持ってウォッチ出来ているわけではありませんが、一般に「海外企業」はネット環境の活用に長けており、動きが素早い。というか日頃からそこに重点を置いている印象。また日本企業でも、日本本社より海外販社の方が活用度も動きも速いという傾向を感じます。

FESPAが延期になった時に、真っ先に「本来の FESPAの日時と同じタイミングでウェビナーによるプレスコンファレンスを開催します」と案内を貰ったのはミマキヨーロッパ。この機敏さは素晴らしいです。またHPジャパンからも下記の案内を貰っています。(同業者はフィルターされるので、お問い合わせは霄さんまで)

また日本企業では RICOHは YouTubeに公式チャネルを持っており、YouTubeを活用する姿勢を見せています。中には88万回再生とバズった動画もあります。

大野の旧友 FESPAの幹部の Michael Ryanは、大野と 815人の共通の LinkedInの友達がいます(凄い(笑))。彼は FESPAが流れた今、復活する日の為に業界各社のプレスリリースや情報を LinkedInに活発にアップしています。

ほんの数例ですが、業界の感度の高い企業・団体・個人はネット環境という舞台をフルに活用して情報発信をしているのです。私はインクジェットにフォーカスをして、ここをお手伝いしたいと考えているのです。

【実は:コロナ騒動のもっと前から考えていたのです】

企業のホームページというのは、いわば企業の顔ですが、逆に顔であるが故にかなり総花的です。会社の広報部門が制作に責任を持つため、経営者の挨拶や理念、沿革や役員構成、IR関連資料などが並ぶのは謂わばお約束で、事業や製品の紹介も美しくは並んでいますが、ストレートに心に響くものにはなかなか出会うことは無いように思います。全体としてのデザインの統一感を守るために、例えばインクジェット部門だけをあまり刺激的なページにし辛いという側面もあり、結果として「美しいが、おとなしい、通り一遍」の印象となりがちです。

産業用インクジェットアイテムが会社のメインという企業は少なく、大概は他にメジャーな事業部門があったり、多様な製品群を扱う中の一アイテムというというポジションにあります。トップページから産業用インクジェットのアイテムの辿りつくのに何回もクリックが必要だったり、検索窓からキーワードを入れたりする必要があるケースもあり、やっと辿り着いたら通り一遍の・・・(笑) 実際、それは事業部門第一線で、産業用インクジェットのマーケティングや販売に関わっている人達の想いをストレーに反映できていないケースも多いと見えます。

こういう場合の一番ストレートな解決方法は「特設サイト」を作ること、それも企業サイトとは別に作ることです。例えば技術系商社のアルテックは米国 imageXpertの液滴観測装置を扱っていますが、アルテックのサイトのトップページからそれを探すのは難しい・・・というか実質無理(笑) ということでこういう特設サイトがあり、この製品の担当部門・担当者はこのサイトに潜在顧客を案内していると思われます。

また、事業部門第一線で、マーケティングや販売に関わっている人達自身が、ウェブによるマーケティングに力を入れていないように見受けられる事例もあります。名指しのようで大変恐縮ですが、私の前職のサイトの産業用インクジェットのページ・・・トピックスには私がまだ現役だった時代のニュースが載っているし、ヘッドのページには市場では好評の 1800iヘッドの情報が見当たりません。時間が止まっている様にさえ見えます。(バランスをとる訳ではないですが、ローカル販社は逆に動画やビジュアルに力を入れている様に見えます。)このご時世、あまりに勿体ないですね!

こちらのページのリンクは「各社のトップページ」ではなく、可能な限り産業用インクジェットに関するページにダイレクトのリンクを張っているつもりです(変更希望があれば対応します)。こういう形で、企業ではマイナーあるいは One of many itemsに過ぎないかも知れない「産業インクジェット」の情報を可能な限りダイレクトに露出させる・・・こういうことがやりたかったのです。

公式サイトでは難しく、特設サイトも社内で承認を取り付けるのに時間がかかる・・・ならば、関係ない第三者の大野が「記事を書く」という建付けにして、そこを大野も各社の担当部門も全力で世の中に広報する!これによって突破口が開けると考えている次第です。

関連記事

ページ上部へ戻る