- 2023-2-20
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ちょっとアップロードが遅くなりましたが、ワイドフォーマット機有力3社の決算状況を見ておきます。
ミマキエンジニアリング
売上高も営業利益も、年間見通しを達成するために必要なQ4の数字を超過達成しています。
その結果、対前年で売上高 18.6%増で一気に 700億円超え、営業利益は 65.1%増の増で 40億円超えの好決算となっています。
ローランドDGの場合は暦年決算なので、今回が年間本決算となります。グラフを見る限り特段コメントすべきことは無いように見えます・・・が、第3四半期のコメントをクリックしてお読みください。例の「単純引き算」でこの最終第4四半期に必要な営業利益を求めた時、どう見ても無理があるように見えたので「ホントに出来るんでしょうか?まあ、2月初の年間決算を待ちましょう」・・・とコメントし、果せるかな未達となりました。ちょっと管理レベルには疑問符を付けざるを得ませんね。
売上高の年間実績は第3四半期時点の見通しにホンの少し未達だったように思います。営業利益は第3四半期で下方修正したものに届かなかったようです。最初にチェックしたキヤノンもそういう傾向がありましたが、昨年の 10~12月というのは、これだけ見通しを外すほどの減益要因があったということなのでしょうか?
来年度の見通しは、売上高・営業利益とも約 15%の伸びを見込んでいます。
まあ、下のグラフを見れば、私がどういうコメントを書くかはもうバレバレかもしれませんね(笑)特段の無理は感じません。また、同社は営業利益ではないですが、経常利益・当期純利益のレベルで微妙に上方修正を発表しています。