デジタルテキスタイル考

事例紹介「こんなところにインクジェット」で紹介しようかとも思いましたが、プロジェクトの規模が大きく、自分なりにもちょっとした気づきがあったので、トピックスとして取り上げます。パリーグのグッズプロジェクトです。

私自身、企画の全貌をちゃんと理解しているわけではありませんが「オーガビッツ」についてはこちらのサイトに「「ORGABITS」とは、みんなで“ちょっと(bits)”ずつ地球環境や生産者に貢献しようという想いから始まった日本最大級のオーガニックコットン普及プロジェクトです。今回、パ・リーグ6球団は「ORGABITS」とともに「地球環境と野球を愛する子どもたちに“ちょっと”いいことがある」をコンセプトとしたコラボグッズを販売します。」という記述があります。

要は「オーガニックコットン普及プロジェクト」と「パリーグ」がコラボした・・・誰かそれを仕掛ける人がいた・・・ということだろうと思いますが。各チームのサイトに行って、どんなアイテムが並んでいるのかを見ると、オーガニックコットンの「Tシャツ」と「トートバッグ」・・・

前職でナッセンジャーというテキスタイルプリンターに関わり「デジタルテキスタイル」という曖昧な言葉を使い、「繊維業界の近代化」なんてのをミッションとして、なかなか動かない業界を相手に四苦八苦していたわけですが・・・テキスタイルへのプリントって、こういうところから市場が開けていくのかな・・・と。

Tシャツやトートバッグって、寄席でいえば古典落語を正統派とする価値観でテキスタイルプリントの「イロモノ」という感じに位置付けていたのが正直なところですが、売れる・流行る・市場が拡大する(勢い)から見れば、マスク・Tシャツ・バッグこそが主流で、まずはそういうところから始まるのかなという気がしています。

各チームのサイトは下記にあります
バファローズ
ライオンズ
ファイターズ
ホークス
マリーンズ

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