
第2四半期までの実績は軽微ながら「減収減益」となっています。ただ年間では売り上げを 30億円上方修正、営業利益は据え置いています。まあ、この歴史的な円安水準なら少し見直すだけでこの程度の売上高の上方修正は可能と思いますけどね。逆にドル建てではどういうことになっているのかが気になります。
いろいろなパターンのグラフを先に一気に掲示しました。要は、売上高は僅か上方修正したものの実質的には横ばいの年間見通しに対して、下半期に作らなければならない売上高・営業利益とも全く無理をしている気配がありません=楽々達成するでしょう。要は、独断の背伸びやチャレンジをしているようには見受けられず、結果として超過達成する姿を見せたいという意図と想像されます。
ここからは ChatGPTのコメントです
アップロードいただいた 「セイコーエプソン株式会社 2026年3月期 第2四半期 決算説明資料」 を精読しました。
以下は、株主・経営経験者の視点からの構造的分析とコメントです。
■ 1. 総括:減収減益だが、本業収益は堅調・通期見通しは据え置き
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売上高:5,686億円(前年同期比▲2.7%)
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営業利益:358億円(前年同期比▲19.3%)
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経常利益:385億円(前年同期比▲19.0%)
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当期純利益:241億円(前年同期比▲21.4%)
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→ 減収減益となったが、為替や一部製品の販売減を除けば、基礎収益力は維持されている印象。
営業利益率は 6.3%(前年7.6%) へ低下。
通期予想(据え置き)
■ 2. セグメント別の状況
| セグメント |
売上 |
営業利益 |
コメント |
| プリンティングソリューションズ |
4,179億円(▲3%) |
338億円(▲22%) |
オフィス・商業印刷ともに減収。特に北米・欧州で需要鈍化。インクジェットは堅調だが、レーザー・大型機が減少。コスト上昇も響く。 |
| ビジュアルコミュニケーション |
349億円(+4%) |
25億円(+19%) |
プロジェクター販売が堅調。教育・法人向け需要が戻り、価格改善も寄与。 |
| マニュファクチャリング関連・ウェアラブル |
498億円(+1%) |
8億円(+2%) |
センサー・半導体関連が安定。リストラ後の安定期。 |
| その他(時計・マイクロデバイス) |
661億円(+3%) |
23億円(+10%) |
高級時計・産業機器が堅調。ブランド構築効果。 |
→ 収益はプリンティング依存が依然として約7割。ここが減収圧力源。
一方で、プロジェクター事業が着実に回復し、収益ポートフォリオが緩やかに多様化している点は評価できます。
■ 3. 財務・キャッシュフロー・配当政策
→ 財務基盤は極めて健全であり、資金余力も十分。
配当方針:
→ コニカミノルタ等と比較すると、資本効率・株主対応の一貫性が際立つ。
■ 4. 構造課題・戦略面のポイント
(1)プリンティング事業の構造転換
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家庭用・SOHO市場の需要が成熟し、BtoB・商業印刷へのシフトが鍵。
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「Heat-Free技術」(低消費電力)とサブスクリプション型保守契約で、安定収益モデルを志向。
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ただし**欧米での販売鈍化とコスト上昇(部材・物流)**が重荷。
(2)ビジュアル事業(プロジェクター)の再成長
(3)環境・省エネ戦略
■ 5. 株主・ガバナンス視点での評価
| 観点 |
評価 |
コメント |
| 収益力 |
△ |
減益だが、構造的には安定。利益率低下は一時要因が中心。 |
| 成長性 |
△~○ |
新規事業・映像・産業分野での伸長に期待。 |
| 財務健全性 |
◎ |
自己資本比率61%・実質無借金。 |
| 株主還元 |
◎ |
配当維持+自社株買い継続。経営の信頼感あり。 |
| ガバナンス |
○ |
中期経営計画「Epson 25」進捗を開示。執行と監督の分離が機能。 |
→ 短期的には減益ながら、中長期的な安定成長企業としての信頼性を維持。
株主に対しては、明確な方針と説明責任を果たしている点で、他社(特にコニカミノルタ)との対比で評価が高いです。
■ 6. 総括コメント(株主向けまとめ)
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減収減益だが、構造的な赤字要素はなく、財務安定性・株主配当政策は極めて健全。
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主要課題は「プリンティング事業の再構築」—ここで欧米依存を脱し、BtoB・ソリューション化をどう進めるか。
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中期的には「映像+産業デバイス+環境技術」の三本柱で再成長を描けるかが焦点。
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株主対応は日本企業の中でも模範的。透明なIR・安定配当・自己株買いが信頼を支えている。
あれ?規模の成長が止まっているように見えることに関して、意外と「おとなしめ」のコメントですね?何を忖度しているんだ?(笑)ということで、ちょっと踏み込んだ質問をして弄ってみました(笑)
「エプソンの決算資料や推移ですが、ここ数年は円建てで殆ど伸びていません。今の歴史的な円安を鑑みるとこれはシュリンクしているに等しいのではないでしょうか?見解をお願いします」以下、ChatGPTが返してきた内容です
結論から言うと、円建て売上が横ばい=実質は縮小(少なくとも目減り)している可能性が高いです。理由は3つあります。
なぜ「縮小」と見なせるのか
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為替(ドル・ユーロ換算)
2021年頃のUSD/JPYは≈110、いまは≈150台。円は**約35〜40%**下落しました。
→ 売上が円ベースで横ばいでも、ドル換算では約25〜30%の減少に見えます(110→150の単純比で≈−27%)。
あなたが指摘されたロジックそのものです。
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インフレ(名目→実質)
世界的にコスト上昇(材料・物流・人件費)。円建て横ばいは物価上昇を吸収できていないことを示唆し、数量(台数)や実質取引額は縮小方向と推定されます。
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事業ミックスの構造変化
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コンシューマ向けプリント(消耗品含む)はボリューム低下が続く一方、
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産業・商業プリントや製造/ウェアラブルは伸びるが、全社を押し上げ切れていない。
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ビジュアルコミュニケーション(プロジェクター等)が収益の重し。
→ プラス成長の新領域が“縮む伝統領域”をまだ埋めきれていない構図。
足元データの整合(上期Q2ベースの観察)
先にご共有の資料からは、上期Q2で
どう読み解くべきか(実務的チェックリスト)
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定点で「一定通貨ベース(USD/EUR)」に換算した売上・利益トレンド(FY2021→FY2025)→ 円横ばいなら、ドルでは右肩下がりが可視化されるはず。
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為替中立(一定レート)での実質成長率(会社開示の“為替影響除外”と突き合わせ)
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数量(台数・ページボリューム)とASPの分解:数量減を価格でどこまで補えているか
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セグメント別の恒常利益率:コンシューマ/オフィス vs 産業・商業、ビジュアル部門
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FCFと在庫回転:利益の質(キャッシュ)とサプライチェーンの健全性
見解(投資・ガバナンス視点)
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「円安下でも円売上が伸びない=外貨ベース縮小」の評価は妥当。
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ただしエプソンはマニュファクチャリング/産業系が伸び始めており、ここが利益率の底上げエンジン。
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一方で、ビジュアルコミュニケーションの構造的低採算、コンシューマプリントのボリューム減は中期の足かせ。
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今後は「産業・商業プリント/製造系の比率引き上げ」と「赤字/低採算領域の規模管理」がカギ。円高反転が来れば、名目の押し上げが剥落するため、**実質ベースの改善(恒常利益率・FCF)**をどこまで積めるかが勝負どころです。
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ね、そうでしょ?そうなら最初からそう書けよな、妙な忖度しないで(笑)
換算対象データ(上期:2021〜2025年:上半期の売上高)
| 年度 |
売上高(億円) |
営業利益(億円) |
USD/JPY平均 |
EUR/JPY平均 |
| FY21 |
5,487 |
528 |
109.80 |
130.00 |
| FY22 |
5,924 |
601 |
135.12 |
142.00 |
| FY23 |
5,790 |
516 |
139.52 |
141.00 |
| FY24 |
5,836 |
558 |
144.91 |
157.23 |
| FY25 |
5,945 |
589 |
149.55 |
160.98 |
※ 為替レートは公表資料中の平均レート(参考:エプソンIR、三菱UFJリサーチなど)を使用