誰も知らないドイツの町 Unbekannte deutsche Städte(70)★★ タンガーミュンデ Tangermünde -8-

★★ タンガーミュンデ Tangermünde -7- からの続きです

西日を受けて輝く Neustädter Torの向こうに少し高い塔が見えます。St.Nikoleiです。

サンクト・ニコライの歴史

タンガーミュンデ最古の教区教会は、1250年頃、オランダ人入植者たちによって町の拡張の一環として建てられた。商人と船乗りの守護聖人である聖ニコラスに捧げられた。野原石造りの建物は、何世紀にもわたって何度も構造的な変更が加えられた。後期ゴシック様式のスレート屋根の教会塔は、角のピラスターと漆喰の帯で構成され、1460/1470年頃に建てられた。古い塔の跡地に建っている。16世紀末以来、教会での礼拝は行われていない。17世紀半ば、教会は貧しい人々のための住居として使用された。そのために内部は2階建てに分割された。開口部はすべて変更された。もともとは、丸いアーチのポータルやレンガ造りのアーチの窓があった。何世紀にもわたり、礼拝所として建てられたこの建物は、軍事病院、旧タンガーミュンデ守備隊の衛兵所兼拘置所、警察刑務所としても使われた。20世紀後半には、町の文化団体に利用されるようになった。2000年5月からは、個人による大規模な改築と改装の後、ニコライ教会はレストランとして利用されている。この店のサイトによる解説)・・・とあります。

“Zecherei”ってあまり聞かない単語ですが・・・調べて見たら「[動] (00) (自) (h)(仲間と)大いに飲む」(プログレッシブ独和辞典)・・・なんと便利な単語ですなあ(笑)他にも「Bedeutungen : anhaltendes Trinken von alkoholischen Getränken アルコール飲料の常飲」(Wiktionary)というのもあります。私には使う機会が多そうな単語ですな(笑)

こんな田舎町で、夕陽を浴びながら廃教会を改造した居酒屋で冷えたビールを呑む・・・いやあ、極楽ですなあ(笑)

お兄ちゃんに「Zecherei」の意味を訊いたり、店の由来を訊いたりしていたら「こんなものあるんだぜ」と見せてくれたビアマグ!(笑)

中はこんな感じです

★★ タンガーミュンデ Tangermünde -9- に続きます

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