誰も知らないドイツの町 Unbekannte deutsche Städte(70)★★ タンガーミュンデ Tangermünde -7-

★★ タンガーミュンデ Tangermünde -6- からの続きです

タンガーミュンデの町の構造は比較的単純で、町の一報の端に St.Stephanと Eulenturmがあり、もう一方の端に St.Nikoleiと Neustädter Torがあります。これを繋いでいるのが Kirchstrasse(上の航空写真の青い点線)で、それと並行するのが Lange Strasse(薄青の実践)、この2本の通りを軸としてその両側に旧市街が広がっているという感じです。

ザクセン=アンハルト州北部、シュテンダール県南東部の町タンゲルミュンデにあるノイシュテッター・トーア(別名シュテンダーラー・トーア)は、北ドイツ煉瓦ゴシック様式の特徴的な建物である。

「フリードリッヒ1世の治世下(1415-1440)に建てられ、皇帝ヴィルヘルム2世の時代に(1807)に再建された」とあります。

長方形の塔は1300年頃に建てられた。丸い塔と中央の建物は1450年頃に建てられ、オギヴァル通路を挟んでいる。丸い塔には突出した城壁がある。丸い塔、中央の建物、長方形の建物の増築部分の豊かなデザインは、1450年前後の建設時期に対応するもので、シュテンダールの ウエングリンガー・トールや ヴェルベンのエルベ門を手がけたステファン・ブクステフーデの影響を受けたと推測される。丸い塔は、螺旋状またはジグザグ模様の釉薬タイル、メドゥーサの頭部が描かれた成型石のフリーズ、様々な装飾で飾られている。

扉口の上の漆喰パネルには、1897年に描かれた紋章が描かれている:

Dominikanerkloster(ドミニコ会の修道院)ですが、現在は使われておらず遺跡となっているようです。

★★ タンガーミュンデ Tangermünde -8- に続きます

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