- 2018-8-4
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NASを導入する最大の目的は、外出先から自宅サーバーに置いてある仕事用のファイルや画像にアクセスすることです。USBメモリやパソコン本体に入れて持ち歩くと紛失リスクが避けられません。これまでのNAS(BUFFALOのLinkStation)でも出来たはずですが、それをやっていなかったのはNASとしての機能を活かせてなかったことになります。
仕事以外では、音楽を外で聴くこと、趣味分野や家族の写真に外から自由にアクセスできるようにすることです。テレビから録画した番組や映画を外出先に観るというのにはさほど関心は無いのですが、保存した動画は見ることが出来ればいいかな・・・そんな優先順位です。
インストールの途中で「お勧めのパッケージをインストールする」にYESとした記憶がありますが、それらがインストールされています。スマホなどで「アプリ」に相当するものは「パッケージ」と呼ぶようです。
FileStation というエクスプローラのようなものを開くと home,homes,photo,music,video というフォルダーのようなものが出来ています。
次にスマホに synology の photo,audio,video「アプリ」をダウンロードしてインストールします
photo は特に面倒な設定をすることもなく、フォルダや、その中の画像にアクセスすることが出来ました。撮り貯めたデジカメ写真やスキャン画像に外出先からスマホでアクセスが可能になりました。
以前は iPod やスマホに音源ファイルを実際に格納して持ち歩いていた・・・記憶容量を食っていたわけですが、自宅の NAS に格納されている音源に通信でアクセスしながら聴けるということで、なんだか世界観が変わったような気がします。iPod がディスコンになるのも世の流れだったんですね。もっとも、定額聴き放題のサービスの方が影響が大きかったかもしれませんね。
video も動画にアクセスが可能になりました。1989年秋、ベルリンの壁が崩壊した当時のドイツのニュース番組 Tagesschau (NHKの7時のニュースみたいなもの)をダウンロードした動画をNASに格納してアクセスしているところです。当時、この番組を西ドイツの東独国境近くの駐在地リューネブルグで毎日食い入るようにしていたものです。
まあ、しかし・・・この動画について冷静に考えれば、ダウンロードしなくても YouTube に直接アクセスすれば済む話ですね(笑) 威力を発揮するのは自分のスマホ等で撮ったプライベートな動画の方でしょうね。それも試してみて可能であることは確認しました。
取り敢えず、NASに格納した画像・音楽・動画に、スマホやタブレットで外出先からアクセスすることができるようになりました。皆さんも夏休みにでもチャレンジされてみてはいかがでしょう?
とはいえ「NASを導入する最大の目的は、外出先から自宅サーバーに置いてある仕事用のファイルや画像にアクセスすることです。」・・・ということで、次回以降はそのあたりの設定や使い勝手などを不定期に書いてみようと思います。