誰も知らないドイツの町 Unbekannte deutsche Städte(26):★ヴェルニゲローデ Wernigerode -7-

★ヴェルニゲローデ Wernigerode -6- からの続きです

ホテル(Gothisches Haus)の朝食 Frühstückです。まあ、これを Wernigerodeの項目でレポートするのはちょっと違うかなとは思うのですが、結構ガッツリ写真を撮ったので使わないのももったいないので紹介しておきます(笑)・・・お城の写真はテキトーだったのに(笑) このホテルはドイツのホテルのランキングでは★4つと思われますが、このランクのホテルの朝食は概ねこういう感じです。

↓↓ まずは Wurst & Schinkenのコーナー。これを見ると「ああ、ドイツに来たな!」とホッとしますね(笑) 敢えて不満を言えば・・・メット Mettが見当たらなかったこと(笑)

↓↓ そして Käseのコーナー。これもワクワクします(笑) ドイツで臭いチーズの代表のように言われる Harzer Käseはなぜか見当たりませんでした。

↓↓ 魚系のいろいろです。赤いのは鮭 Lachs(ラックス)の系統ですが、微妙に色の濃淡があり、淡い方は鮭鱒 Lachsforelle(ラックスフォレレ)であろうと思われます。中段右手に見える茶色のディルゼンフ Dillsenf(甘めのカラシで、Dillという植物が入っている)あるいは白いメーアレティッヒ Meerrettich(セイヨウワサビ)を合わせます。Dillってずっとディルと覚えてきましたが、日本語ではこういう名前のようです。知らんかった(笑)Dillsenfの向こうに見えるのはビスマルク・へリング Bismarckhering(いわゆる「ニシンの酢漬け」です。これ、結構酸っぱいです。知らずに食べると目が覚めるかも(笑) 

Dillsenfの手前はバターですが、その右に半分だけ写っているのは「シュマルツ Schmalz」という動物性脂肪で、パンに塗って食べます。日本語 Wikiに「シュマルツ」という項目はありますが、そこにはドイツ語へのリンクがありません。逆に独語 Wikiの Schmalzには日本語へのリンクがありますが、それをクリックすると「ラード」が出てきます。日本ではこれをパンに塗って食べる習慣はないので多少の混乱があるようです。

↓↓ フルーツヨーグルトのコーナーです。

↓↓ 左はマッシュルームの炒め物ですが、右のはブラート・カルトッフェルン Bratkartoffeln・・・ヤバいヤツです(笑) 日本の居酒屋などで「ジャーマン・ポテト」なるものがあり、おそらくこれをベースにしたのではないかと思われますが、再現できたものに出会ったことがありません。ジャガイモ・タマネギ・ベーコンの炒め物で、ジャガイモにちょっと焦げ目がつくくらい炒めたもの・・・シンプルなものなのですが、こればっかりはドイツで食いたいものです。いろいろな料理の付け合わせに普通に出てきます。

↓↓ ゆで卵、スクランブルエッグ(Rührei)、ベーコン(Speck)、フリッカデレ(Frikadelle ミートボール)ニュルンベルガー・ブラートヴルストヒェンです

↓↓ パン各種・・・たかがパンと言うなかれ!ここも奥が深い世界です。ドイツパンに関しては中途半端な知識をひけらかすことはしません。奥深い世界をお知りになりたい人はこちらがお勧めです・・・と逃げる(笑)

↓↓ 飲み物コーナーです

↓↓ ここは紅茶の品ぞろえが充実しています

↓↓ さて、あれだけの選択肢がありながら・・・これだけですか?いえいえ、ご心配なく!・・・これは第一ラウンドです(笑)あれだけの選択肢があると「あれも食いたい、これも食いたい」となり、最初からお皿にてんこ盛りに取ってきがちですが、流石にこの歳になるとかなり学びました(笑)

さて腹ごしらえもできたので、駅に向かいます。お目当ては勿論「ハルツ狭軌鉄道」です。今回は3回くらいに分けて報告するくらいの「撮れ高」があります。鉄ちゃんは乞うご期待、そうでない方も楽しんで頂けると思います・・・知らんけど(笑)

★ヴェルニゲローデ Wernigerode -8- に続きます

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