- 2020-12-21
- ブログ
誰も知らないドイツの町 Unbekannte deutsche Städte(15):★★コーブルク Coburg -1- からの続きです。
午前中に次の目的地に移動する必要があるので、朝食を軽く済ませて街歩きをします。ホテルを出てマルクト広場に行き、そこから時計回りにコンパクトに街を歩きます。
典型的なドイツのホテルの朝食ですが、流石に養蜂箱から取り出したままの蜂蜜を提供するのは珍しいです。
レープクーヘンの老舗「Feinbäckerei Feyler」です。サイトからの引用(DeepL翻訳)ですが「伝統あるジンジャーブレッド Feinbäckerei Feylerは、今も家族経営を続けるドイツで最も古いジンジャーブレッドメーカーの一つです。125年以上もの間、第4世代の間に、最高のウエハースジンジャーブレッドは、年間を通して手作りの品質でここで生産されています。これは、今日の製菓師ピーター・ファイラーの曾祖父であるパン職人ウィルヘルム・ファイラーの伝統的なジンジャーブレッドのレシピに拠っています。最高の新鮮な食材、特別なスパイスミックス、そして最高の職人技が、私たちのスイーツ専門店の卓越した品質を保証します。古典的なエリセンのジンジャーブレッド、上質なマスタージンジャーブレッド、ジューシーなヘーゼルナッツのジンジャーブレッドに加えて、国境を越えて知られているコーブルクの名物料理、コーブルク・クッキーも含まれています。ヴィーガンやグルテンフリーのジンジャーブレッド、全粒粉のジンジャーブレッド、バウムクーヘンから繊細なバターストーレン、プラリネ、美味しいジャムやリキュールまで、数多くの特産品をご用意しています。
ラートハウス(市議会、Rathaus)とシュタットハウス(市庁舎、Stadthaus)
シュロス広場の近くに、ラートハウスとシュタットハウスに囲まれたマルクト広場がある。その中央には、ヴィクトリア女王から、彼女の夫君の故郷に贈られたアルバート公の像が建っている。女王は、5度目のコーブルク訪問中の1865年8月26日にこの像の除幕式に参列した。2004年から2005年の間にこの広場は改装がなされ、木が植えられ、新しい照明が設けられ、アルバート公の像の周りに池が作られた。ラートハウスは3階建てでコーブルク式の張り出し部と、長さ27m・幅13mの大会議場を持つ建物である。1577年に建築家ハンス・シュラハターにより建立され、1750年と1903年に大規模な改築がなされた。これと向き合うシュタットハウスは、1601年に公爵ヨハン・カジミールが建設した。公爵の好みは装飾の多いファサードや多彩な壁絵を持つ後期ルネサンス様式の建築であった。これに加えて特筆すべきは1543年に建築されたホーフ薬局 (Hofapotheke、宮廷薬局)で、これは正面の角に合唱隊と子供を抱いた聖母の像がある後期ゴシック様式の建築である。(Wikipediaより)
コーブルクの中心部のもう一つの記念碑的建築物は、1320年から1586年にかけて建設されたモーリッツ教会(Morizkirche)である。この教会はバイエルン福音ルター派教会に属する主要教会である。教会の最も古い部分である東の内陣は、1330年のものである。2つのユニークな塔を持つ西側部分は、1420年頃に建てられた。そしてさらに100年後に、教会堂の本体にあたる身廊の建立が実現した。1530年の復活祭週間にはマルティン・ルターがこの教会で説教を行っている。(Wikipediaより)
昼間に改めてみると、ルター関連の書籍やグッズが溢れています。うがった見方をすれば、宗教改革500周年というのはビジネス側面でも大きなマーケティングチャンス!いろんなものが出てきても不思議ではないかもしれませんね。中でも笑えたのは「アヒル」です!これはお風呂やプールに浮かべて子供が遊ぶようなものですが、結構工夫を凝らした「ご当地モノ」があります。この年には「ルターアヒル」が大量に出回りました。ルターの妻の「カタリナ・ボラアヒル」も生産されましたが、品薄でなかなか手に入りませんでした(笑)
出発時間の関係で市内をコンパクトに歩いたのですが、いくつかの重要な建物を見落としています。それらは次回、Wikipediaなどからの引用でご紹介します。
誰も知らないドイツの町 Unbekannte deutsche Städte(15):★★コーブルク Coburg -3- に続きます。
このシリーズの都市のリストはこちらにあります。