- 2023-3-19
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駅から町の中心部に行くには路面電車が走っている Berliner Strasseを歩くのが「王道」でしょう。私が初めてこの町を訪れたのは 1991年 5月・・・旧東独特有のくすんだ外壁が印象に残ってはいますが、なにより爆撃による破壊を免れたのが明らかで「いずれこの町は磨けば光る」と確信していました。そして今、見事に光っています。
↑↑ 1991年はこういう印象だったのですが、今は磨かれて明るい印象を与えています。↓↓
↑↑ 残念なのは Berliner Strasseの起点となる、一番駅に近い建物・・・「HOTEL HAUS DES HANDWERKS」は 2016年にも修復に着手されていませんでしたが、2022年もまだ手付かずです。画像はクリックすると拡大します。↓↓
↑↑ そして一番気になるのはこの「GÖRLITZER HOF」です。1991年にはホテルとして営業していたのですが、その後閉鎖され、2022年にもまだそのまま放置されています。確かに駅から近いというのはホテルの立地として悪くは無いのですが、今は旧市街の方にも沢山ホテルが営業しているので、ここをホテルとして再開しても採算はどうなのか?という疑問は残りますけどね・・・でも、すぐ隣のビルの修復が始まったようなので、期待したいところです。↓↓
道なりに歩いていくと Muschelminnaという名称の噴水のある Postplatzという広場にでます。
独語 Wikipediaには「ポストプラッツは、ゲルリッツで最も美しい街の広場のひとつとされている。楕円形の広場の南側には、グリューンダーツァイト様式の建物が並んでいる。ヤコブ通りとベルリナー通りは、南側の鉄道駅への延長線上にある。広場の東西には、プロイセンの典型的な建物が並んでいる。特に郵便局は、広い裏庭を持ち、東側のほぼ全域を占めている。西側にある赤いクリンカー煉瓦の簡素な建物には、現在、地方裁判所と地方法廷が入っている。広場の北側には、ヴィルヘルミアン時代初期の後期古典主義様式の建物群が突出している。広場の中央には、見事な芸術的噴水「ムッシェルミンナ」がある。」とあります。
このあたりの蘊蓄はこちらをご参照ください