フランクフルト:どちらに向かうか?

地図の真ん中やや下にフランクフルト中央駅(ハウプトバーンホフ:Hauptbahnhof Hbfとも略される)があります。多くの列車が発着する鉄道交通の拠点駅です。ただ置き引きが多発していますのでご用心下さい。スーツケースの他にリュックサックやビジネスバッグなどを持っている場合、うっかりベンチに置いたり、そこで目を離したりすると持って行かれてしまいます。私もやられました(苦笑)

展示会が行われるFrankfurt Messe は地図では駅の左斜め上の方角にあります。Sバーンの他、中央駅前から路面電車でもアクセス可能です。Messeという行先・経由先が目印です。

ショッピングなどは地図のインネンシュタットと書かれたあたりが中心です。SバーンやUバーン(地下鉄)では「ハウプトヴァッヘ Hauptwache」という駅あたりで、galleria Kaufhof を初め、いろいろな店があります。私は最終日は Galleria Kaufhof のデバ地下で食材を買い込みます(笑)。また、このデパートの7階のレストランのテラスからは大聖堂やパウルス教会など市内中心部が一望できるのでお勧めです。

また地図をよく見ると、インネンシュタットはジグザクの形をした緑地に囲まれているのがわかりますが、これはかつてはここが堀に囲まれた要塞(城塞)だったことの名残です。

マイン川の南岸にはいろいろなテーマの博物館が並んでおり「ムゼウムウーファー Museum Ufer(博物館の岸)」と呼ばれています。べルリンの「ムゼウムインゼル Museum Insel(博物館の島)」を意識したものと思います。フランクフルトには大小取り混ぜて30以上の博物館があり、例えば出張で土曜日に到着して日曜日をオフにして博物館巡りでも…とお考えなら最初に入ったところで「博物館パス」を購入するのがお勧めです。3軒巡ると元が取れます(笑)

呑み屋街は、マイン川を渡っところにあるザクセンハウゼン地区が有名です。リンゴ酒と地元名物料理なら「ワグナー Wagner」と「ゲマールテス・ハウス Gemahltes haus」という店が有名なようですが、店が集中して、いわゆる「呑み屋街」という風情があるのは、地図ではザクセンハウゼンの右方向のブリュッケン・フィアテルというあたりです。ここには「もじゃもじゃペーター Struwwel Peter」という有名な居酒屋があり、いつも賑わっています。

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